民進党が、希望の党と合流するらしい。
これに、増税凍結がからめば、
かなりの勢力になるだろう。
なぜか?
そもそも民主党のつまずきは、
2010年の参院選で、菅首相が、
何を勘違いしたか。消費税増税を言い出したからだ。
これで民主党の楽勝ムードが、
一気に吹っ飛び、
以来、民主党は、地獄の道へと、突き進んだ。
(消費税増税は、民主党の公約違反でもあった!)
消費税増税よりも、景気の回復が先だ。
そんな経済学の常識がわからなかったために、
民主党は、地獄に落ちたわけだ。
その増税を凍結するわけだから、
「合流・希望の党」には、展望が開けるだろう。
しかも、希望の党は、偏狭な労組出身者を排除する方向だ。
これも、大賛成だ。
もちろん労組出身者を否定するつもりは全くないが、
労組出身者には、あまり大きな顔をしてもらっては困るのだ。
偏狭な人に限り、ある程度、排除したほうがいいだろう。
政治の中心は、原則、一般的な市民であるべきなのだ。
もちろん富裕層や大企業にも、一生懸命、がんばってもらいたいが、
一般的な市民が中心であるとき、
その国の政治は良くなると思う。
希望の党は、そういう党であってほしい。
ただし政治家が、欲得で行動するとき、
希望の党は、「希望のない党」に変わるだろう。
いつも言っているが、
政治家は、基本的に、滅私奉公の心が必要なのだ。