ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ピンボケだ(20220320)

2022年03月20日 | その日暮らし

 突然ですが、「ピンボケ」とは、何か? 写真撮影において、焦点が合致していないことをいう。浮き上がるべく絵が沈んでしまうのだ。私はこうした絵は端から不採用。

 しかしこうした事象は写真ばかりで起きることではない。光学系ばかりか、社会や政治の事象でも起きる。写真ならば、目の問題、カメラ・レンズの機械的な問題だが、後者は、事実認識、政治感覚や見通し、希望のもちかたの誤り等から生じる。2022年の今の問題を、1960年代などの時間の中から切り取っても意味はないし、見通しを誤る。過去から学ぶのは、今からを見通すためだ。

 時代は大きく変化しているのだ。せっかく問題点を私がまとめて提示しても(2021年7月)、無視という態度(2022年2月)を残念に思う。彼等がやることだから、私の責任ではないが、政治・軍事に係わる事はグループ内部にとどまらない。だからこそ、協力を惜しまないつもりだが、誠に残念なことだ。

 

手前のつぼみと奥の開花を重ねてみた。ただバックが美しくない場所だったので、ぼかして消している。写真ならば、ボケも巧く使えば、生きてくる。2022年3月19日撮影

 昨夜は、久しぶりに、ある人と言いたいことを語り合えた。これは、そういうチャンスをつくることと、言い合える信頼関係がなければ不可能だ。

 前の問題に移して考えれば、私が情報をペーパーで提供しても、紙何枚としか見えなかったのだろう。そのとき、熟読せずにポイされてしまったのか(私は短時間だが説明している)、誠に残念だ。

 カメラのピンボケはフォトグラファー個人の汚点・未熟さだが、政治のピンボケは、嫌でも人々を巻き込んでいく。だからこそ、私はプラスをよりプラスへ、マイナスをより減らすべく努力してきたつもりだ。

 議論を始める入り口ですれ違っては、アウトだ。この導入部で間違ってしまえば、うまくいくはずがない。急いては事をし損じる。よくよく見極めながらやるしかないようだ。私が基本的な信頼関係をつくる以前に急いてしまったのかもしれない。

 私が日々反省するしかないようだ。冷静に、見通しを建てること。

 



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