ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

今日は嘉手納まで行ってきた(20231022)

2023年10月22日 | 沖縄暮らし

本日は2023年10月22日(日)曇 高曇り

 私は、17日にバスでダウンしてしまい、昨日まで自宅で休みながらブログを書く程度。日常生活に支障はないものの、まだ不安。漸く試しに嘉手納まで行ってきた。詳細は別途書きますが、日曜なのに何故? 10時30分頃から池武当から歩きました。もう1時間早ければよかった。滑走路の東先端で約1時間。飛ばないわ。と思ったのは素人の浅はかさ。ここで軍事マニア初心者の方が来ており、大分彼に話しました。よく考えたら、撮り方を話すならば、平和の為に撮ろうよと言うべきだったと、反省。

 だいたいこんなところで撮っているマニアは、軍事技術に興味がある方が多数派。どうしたって軍の論理にのめり込む。戦闘機が自分に向かってくるなどという想像力をもっていない。格好いいなんて思ったら、とんでもない。基地はそもそもスタンディング・フォースなのだ。常に臨戦態勢をとっている。このことは、2001年9月11日の米国本土を狙った攻撃後の事を思い出せばはっきりしている。当時の私は東京に暮らしていましたが、東京でも、神奈川でも、岩国でも、沖縄でも、基地内部から銃座をこちらに向けていた。

 軍隊が守る物は国家です。権力であり、経済利権です。市民ではない。10月14日からレゾリュート・ドラゴン米日共同演習が北海道・九州・沖縄各地で行なわれていますが、「主戦場」は琉球諸島です。島に暮らしている人々のことなどおかまいなし。そして本日、朝鮮半島を巡って、米韓日共同演習が行なわれました。B-52戦略爆撃機を中心に米韓日の戦闘機が援護しながらやったようです。

 私が嘉手納に向かったのは、これに嘉手納基地・軍用機が如何に関与しているのかを確かめるため。日曜だっていうのに、なかなかの飛び方でした。またレゾリュート・ドラゴン演習の一環で、先日20日ホワイトビーチから入った弾薬が嘉手納から本日移送されていきました。私は運良くその一部を撮りました。私は20日の写真をみていましたので、一瞬でこれだと思いました。コンテナから積み替えているので、別な感じですがトラックは同じ。トラック事運んだようです。

 ただ来ていたのはCH-53が1機だけ。多分C-130輸送機に載せたのではないか。ここいらが何故でした。別途書きますが20日のトラックは8台。民間トラック会社に委託ではなく、米国海兵隊(5台)、自衛隊(2台)、民間トラック(1台)のレンタカーの混成群。芸が細かい。否、海兵隊が中心と思わせて、自衛隊に今後肩代わりするポーズではないだろうか。よほど注意深く見て、考えないと間違える。

 何故日曜日にやるのかと疑問に思っていましたが、答えは簡単。朝鮮半島の件で言えば、折角の日曜日に殴り込みの演習をすれば、相手を構えさせることができる。余裕を与えない。恫喝政治です。RDは、日曜日ならば基地ウォッチャーが少ない。人々の油断を突いてやったのでしょう。こうすれば記事にもならない。

 日曜だからと侮ってはダメなのだと、私は思い直しました。

 しかし私は見ちゃいましたよ。お陰で疲れてしまい、体調に不安がでましたが、何とかなるでしょう。頑張ります。



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