目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」(23年8月9日付け)によれば、あの大浦湾にあるK9護岸がこの台風6号の風雨によって崩壊しているとのことだ。
こうした事態は新基地建設が始まって以来のことだ。私も驚かされた。今回の台風は、ご丁寧にも、通過して、再度襲来した台風の進路と風向がめまぐるしくかわったので、あちこちから護岸が洗い出されたのだろう。
私も一刻も早く現場に駆けつけたいが、体調の復活度合いを考えると、まだ無理だ。しかし可能な限り早い段階で、撮っておきたい。また可能な方は、是非とも現地に行かれて、撮影し、拡散してください。
ただ沖縄防衛局によれば、辺野古側の埋め立てはほぼ終わっており、大浦湾側に着手する準備を始めている。こうしたタイミングでの破綻が如何に影響していくのか、私たちは大注目すべきだ。
新基地建設反対の諸組織・諸個人は、こうした状況を踏まえ、闘いの環を広げていこう。オール沖縄会議は、この状況を十分に検討し、新たな動きを創り出すべきだろう。また沖縄県も現場確認する努力を始めるべきだ。沖縄防衛局に現場立ち入りを求めていただきたい。