ボクら長岡市民にとって、2月はシュークリームを食べる季節です。1年分のシュークリームを2月の1か月間で消費する。そんなイメージです。これはボクが高校生の頃からずっとですからもう50年も続いており、間違いなく「長岡の文化」となっています。長岡市民にとって、「シュークリーム」は2月の季語なんですよ。
以前に「ケンミンショー」でも紹介されたことがあるので、知っている人も少なくないと思いますが、これは長岡人なら誰もが知る、美松の「サンキューまつり」です。長岡市大手通の洋菓子店「美松」で、毎年2月の1か月間「サンキューシュークリーム」が1個39円(本体価格、税込42円)で販売されるのですよ。
お客さまへの感謝を込めて開催されるこのまつり。シュークリーム1個39円は驚きですよね。大きさもミニではなく、一般的なサイズ!いつもは多彩なお菓子が並ぶ「美松」ですが、期間中はシュークリーム一色に。店内にはシュークリームの箱が山積みにされます。お店の前には長蛇の列ができ、誘導員まで配置されます。
はい。昨日の昼休みに大手通に行って撮影してきました。さらに、お店の中はこんな感じです。
こんな感じでシュークリームの箱が山積みされています。ちなみに、さっき「1個39円のシュークリーム」と書きましたが、この期間のシュークリームの販売は10個1箱の単位です。それでも3箱、4箱、5箱と買っていく人が後を絶ちません。
はい。この「美松のサンキューまつり」の主旨を、皆さんご理解くださいね。10個入りの箱にこんな感じで印刷されています。
この2月の1か月間、ボクら長岡市民は職場でもシュークリームを食べますし、家庭でもシュークリームを食べます。誰かから必ず「おーい!買ってきたぞ!」とシュークリームの差し入れがあるわけですよ。わが家にも一昨日、お隣さんからおすそ分けが1箱届きました。
ちなみにわが家はボクと女房の2人家族。10個のシュークリームを2人で分けると、1人あたり5個の分担です。体重が気になるボクも、この3日間でシュークリームを5個いただきました。う〜ん!これはまずい!(でも美味い!)走ってこなくっちゃ!