ボクが今年度「長岡まちなかキャンパス」の講座に参加するのも、あと2回になりました。ラス前の今日は、「加藤製菓の挑戦」という「まちなかカフェ」の講座です。
加藤製菓というのは、長岡市内にある従業員がパートを含めて10数名という小さな米菓の会社です。亀田製菓とか岩塚製菓のような県内の大きな製菓会社とは対極にあるような戦略で、楽天市場を主戦場に売上げを伸ばし、年商1億円を突破した企業です。今日の新潟日報の長岡版にもちょうど記事が掲載されていましたね。
楽天市場の「月間優良ショップ」を累計22回も受賞した実績は、全国の多くの企業や消費者からも注目を浴びているそうです。
今日の講座では、加藤製菓の「マヨネーズあられ」と「チョコせんべい」をいただきながら、加藤社長の興味深いお話をお聞きしました。魅力的なお話が満載で、あっという間の1時間半でした。
「小さな店でも戦える戦場がある」「値段ではない何で選んでもらえるか?」「安いだけが正義ではない」「良い商品は価格も良い」「消費者の意識も変わってきた」「商品とともに体験を売る」「目指すのは大量生産のカップヌードルではない。自分たちが目指すのは青島食堂や安福亭のラーメン」
いやぁ〜。含蓄のある言葉のオンパレードでした。まぁボクはアルビレックス新潟のサポーターなので亀田製菓を裏切るわけにはいきませんが、これからは加藤製菓にも注目し、米菓の商品を美味しくいただきたいなぁ…と考えています。