期日前投票を済ませ、晴れ予報でだるま朝日を期待していたのだが、目覚めたときは星も見えない曇り空。おまけに気温も高い。それでも取りあえず徳島に向けて車を走らせる。
沖ノ洲に着いたのは6時過ぎ。晴れ間が見えてきていたが、水平線は雲に覆われ、やはり日の出は拝めそうにない。フェリー乗り場付近は大型船発着用に工事をしているようだが、既に何組かの釣り人と、カメラマンが一人。支店の同僚に聞いた新しいポイントで、どこから日が昇るか確認しようと思い、吉野川河口の新しい堤防に移動。明るくなるにつれ、堤防を走る人や散歩の人が増えてくる。7時になって陽が昇り始める。見ると水平線沿いには雲の隙間があり、陽が昇るのが見える。慌ててカメラと三脚を取り出す。
通常は日の出前に試し撮りをして設定を決めるのだが、今回はぶっつけなので撮っただけのものになった。それでも何とかダルマらしき姿に。
2年前、徳島県南部の大砂海水浴場でだるまを狙った時も同じような失敗をしている。
雲を見て日の出は望めないとあきらめて準備していなかった為に、初めて見ただるま朝日を撮り逃したのだが、今回も同じである。いい状況とは言えないが、せっかくのだるまを撮り逃す失態を繰り返してしまった。教訓にしなくては。
沖ノ洲に大型フェリー発着が可能になるのに合わせて、高速のICも予定されているようだ。おそらくその為につくられたのであろう「阿波しらさぎ橋」を渡って吉野川左岸に渡る。写真は左岸の河口から撮った「阿波しらさぎ橋」である。
先日徳島に来た折に、第十堰付近のススキが綺麗だったので、朝日に絡めて撮ってみようと思い、吉野川沿いを走る。しかしながら降り口を探してうろうろしている内に太陽が隠れてしまった。仕方なく、先日の同じコースで山越えしてまんのう公園へ。だが、今日はマラソン大会とかで、ヒマラヤザクラのある道が正午まで通行止め。時間つぶしに道の駅ことなみに戻り、美霞洞渓谷へ。
左の写真は、美霞洞渓谷にある社の脇から撮影したもの。かろうじて上の段の渕が見える。渕の両脇は切り立ったがけで、覗き込むにはロープで体を固定しなければならないようだ。
ちなみに、先週にはまだあった美霞洞温泉跡の建物が、撤去されていた。
まんのう公園に戻ったのは正午過ぎ。ヒマラヤザクラは先週撮影したが、ある目的に使いたくて、しばらくこだわってみるつもり。
先週より開花が進んでおり、また、道の反対側に更に2本の木があるのに気付いた。
太陽は出たり隠れたり、青空も部分的に見えるだけで、今ひとついい状況ではないが、先週より少し気に入ったものが撮れた。
今日は少し暖かいせいか野鳥が飛び回っている。確認できる程度に撮れたものは少ないが、その中の一枚。メジロのようだ。
しばらくはだるま朝日狙いの遠征が続くが、何とか滝への訪問も加えたい。来週はきちんと計画を組むことにしよう。