予報では徳島県南部は晴れ。お気に入りのポイントで朝日を撮ろうと、早朝4時前に出発。徳島県南部、牟岐町の大砂海水浴場に着いたのは6時過ぎ。少し早く着きすぎたので、30分ほど仮眠をとっていると、津波警報解除の放送があったような気がした。このエリアは津波には敏感だろうなと思っていたが、あとで調べても地震はなかったようだ、放送は聞き間違いだったのだろうか。
そろそろ日の出の時間。水平線付近は霞んでいるようで、だるま朝日は期待薄だが、先日の失敗もあるので、準備を整える。今日は三脚を二台据え、D300sに120-400mm D5000には28-300mmをつけて動画撮影。
太陽が顔を出したが、やはり薄い雲を透かしているため、残念ながらダルマは見えない。昇ってきた場所は予想より少しずれていたが、岩礁・釣り人が入っていい感じになるはずだった・・・。
雲の上から太陽が顔を出した。この場所からだと、岩や岩礁、釣り人、釣り船などを絡めらるお気に入りの場所なのだが。今回は残念。
7時50分装備を片づけて撤収。次の目的地は南阿波サンライン沿いにある白滝である。
この滝は以前訪れようとして場所が判らなかった。今回、桂さんのHPに、まっすーさんのレポートのおかげもあって場所をほぼ特定できた。
当たりを付けた場所から、海岸に下りていく小道を進む。このエリアのもう一つの滝「水神の滝」の脇に出た。丸石と岩場の海岸線を少し北に進むと、「白滝」が見えてくる。
三段で10m程の滝だが、海辺に落ちる綺麗な滝である。砂地に落ちるため滝壷はないが、結構水量もあり、周りの雰囲気もあっていい感じである。この海岸は丸石が堆積しており、歩くと音が反響するよような不思議な音がする。そのせいだろうか、潮が引く時には「シャラシャラ」という、印象的な音がするので、滝の水音と合わさって不思議な感じである。
岩壁に囲まれた閉鎖的空間での滝も、音の反響や、異世界的な雰囲気がいい感じだが、この滝のように開放的なのも、違った味わいでいい。
来た道を戻り、「水神の滝」を撮影。こちらは落差も小さく、滝間に倒木やごみが散乱していて雰囲気はよくない。
岩肌に張り付くように咲く黄色い花。この辺りにはこの花が多く咲いている。まだ、名前を調べていないが、海崖に根を張り、この時期花を咲かせるのは、興味深い。
水神の滝からすこし南に下り、釣り人が付けたらしい道を登る。まっすーさんが紹介しているのはこちらの道だろう。車を停めた場所まで数百m車道を戻ることになったが、その間野鳥の鳴き声を楽しめた。
さらに南阿波サンラインン沿いの滝を巡ります。