11月10日 紅葉滝めぐりのつづきです。
国道439号から国道32号へ合流し、むかうのは奥太田渓谷。国宝・薬師堂の標識を目印に、脇道へと入り、さらに分岐を山の方へと向かう。離合の難しい細い山道を、ずっと奥へ。
この道は来るたびにどこか工事をしていているような気がする。今回も、目的地まであと少しというところで通行止めになっていた。少し歩けば到着するはずと思い、車を停めて歩きはじめる。雨は降っていないので、ウィンドブレーカーは持たない。
距離にして数百mであったが、最後のカーブのところで道が切れている。初めて訪れた際は道が崩落していた場所であったが、今回も落石を機に新たな道を付け替えているらしい。土と石の山を越え、工事車両の脇を通してもらって、滝見台に到着。
このエリアだけ、気候が異なるかのように、紅葉時期が早い。また音女の滝は枯れていることもあり、中々タイミングの難しい場所だが、今回はいい時期に訪れたようだ。これで晴天だったらもっと良かった。
木々の間から音女の滝をアップで狙ってみる。
少し角度を変えて 全景を写す。ここでもやはり広角レンズが活躍。
通行止めのおかげで、お気に入りの風景を独り占めすること30分。しっかり堪能して、音女の滝を後にする。
車を停めた場所から、奥太田渓谷を臨む。滝は陰に入って見えない。
高知ナンバーの車が一台、私の隣に車を停め、3人連れが出てきて、カメラ片手に道を歩き始める。すぐ先が工事中だが、何とか越えられますよと教えてあげたが、泥の山を越えていくことはないだろうと思いつつ、奥太田渓谷を後にする。
あとは国道をまっすぐ帰路につく。高速ができてから、国道32号線も快適な道となり、帰宅までの時間は約2時間。
走行距離296km 7,445歩。久々の紅葉期高知遠征は、天候以外は恵まれ、気持ちのいい一日を過ごすことができた。