週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

釜ケ谷 滝めぐり

2012年01月22日 | 自然写真 滝

 今日は東温市・白猪の滝で、空手の寒稽古があると聞いているが、ここ数日の雨と、気温では氷瀑は期待できない。昨年は見事な氷瀑で、おいわさん・なかちゃん・Kurenaikaiさんと当日偶然お会いできたのだが。
 天気予報でも曇りだったので、目的地を決められないでいたが、2週続けてお出かけなしというのもつまらないので、取りあえず気になる滝を見に出かける。

 出発は7時。雨上がりの為か、かなり深い霧が立ち込めている。いつものようにコンビニで朝食と昼食を調達後、R193を南に向かう。しばらく走っていると、霧も晴れ、雲間から朝陽が顔を出す。予報とは違い、晴れてきそうな気配。

 県境を越え、美郷を通過して再び山越え。寒波が来ると、北側斜面に当たるこの道も凍結したりするが、今日はその気配はない。神山町側に降り、そのままR193を那賀町方面に向かう。

Ds3_7496_2 昨年1月に、神通滝を訪れた際には、途中チェーンを装着したが、今回は凍結場所もなく、神通滝分岐を通過。しばらく行くと、「冬期前面通行止」の看板があるが、封鎖はしていないようなのでこれも通過。東谷付近になると、斜面に雪が目立ち始め、道路にも所々雪が見え始める。

  岳人の森に近づくと、道は雪に覆われ、前方の山は、真っ白だ。

 既に通過した車の轍以外には、5cm程度の雪が積もっている。スタッドレスをはかせているが、自然運転は慎重になる。岳人の森から約1km、取りあえずの目的である氷生ケ滝が見えてくる。遠目につららが見えていたので、期待したが、近づくと、はっきりと水音が聞こえてきた。

Ds3_7512_2  少し通り過ぎたエスケープゾーンに車を停め、カメラを取り出す。

 レリース・メモリーカード・バッテリー・フィルターをベストのポケットに入れ、三脚を肩にかける。安全の為、年末に入手した滑り止めを装着。今日のような路面状態では、爪のあるアイゼンよりは、この方が動きやすいだろう。

Photo_3  この辺りは標高800mを越える。周囲は霧に覆われたように白くかすんでいる。山肌には所々雪が残るのみだが、雪に覆われた道路は車の轍と、何かの動物の足跡だけ。

 厳冬期には凍結するというが、一部のつららをのぞいてしっかり流れている。この滝が凍結する時には、ここまで車で来ることはできないかも知れない。岳人の森まで来られれば、残り1kmを歩いてでも来てみたい。

Photo_4

Img_0379  約30分の滞在の後、峠に向かって車を進める。乗り込んだ時に、ワゴン車が通過していったが、走りから見てスタッドレスをはかせた車のようだ。道の積雪は更に深くなり、柔らかいパウダーの上を走るような感覚。土須峠のトンネルを越え、那賀町側に出ると、道路上の雪はわずかになる、山肌に残る雪やつららは、もはや恐怖感をあおることもない。

 特に目的もないので、普段ゆっくり見ることのない滝に順次寄っていく。釜ケ谷の滝は、木々に埋もれているため、普段は見ることができないのだが、葉の落ちたこの時期、枝越しにかなりの部分を見ることができる。

 写真は、魚岩の滝(左)、仮称・釜ケ谷峡の滝(右)

Photo_2

 ともに全貌は見えない。さらに上段があるため、実際にはかなりの落差の滝である。周囲に色が乏しい為、貧相なイメージだが、落ちる淵の水の色は美しいエメラルドグリーンである。

 大釜の滝はいつものようにスルー。少し下った小剣神社の前に、「全面通行止」の看板。通行止め期間は12/28-3/31となっていいるので、ここから神山町・大中尾バス停の間が通行止めになるようだ。

 北谷の滝は、今日も流れていない。以前は枯れることがなかったと思うのだが、水脈の流れが変わったのだろうか。

 大轟の滝も今日はスルー。周辺の色が乏しくて見栄えがしない。県道295沿いの滝を訪れてみようと、四季美谷温泉方向に向かう。

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