週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

清瀧 思いつきの滝巡り

2011年07月11日 | 自然写真 滝

7月10日 「古代ハス 思いつきの遠征」のつづきです。

定福寺を発ったのは8時10分。少し風邪気味なので、このまま帰ろうかとも思ったが、さすがに100km走って訪問したのがここだけというのももったいないので、水ケ滝に寄ろうと思う。今ならまだ紫陽花が残っているだろう・・・。

R32を北上するが、新宮の標識で左折し、R319に入る。これもほとんど衝動的。何があるわけでもない。理由を付けるとすれば、国道を走るより山越えのほうが気分転換になる・・・かな。

あじさいの里(まだ紫陽花は残っているようだ)の前を過ぎ、新宮ダム方面へと右折。ダムを通り過ぎ、土佐街道のトンネルで抜けるはずが、翠波高原経由に切り替え、そのままダム湖畔を走る。堀切峠の標識で、またしても衝動的に仙龍寺に寄ることに方針変更。

仙龍寺に来るのは二度目。前回は国道沿いの駐車場に停めたが、境内まで入れる事がわかっていたので、境内への細い坂道に車を乗り入れる・・・。かなり急角度で登っていくので怖い。次回はやめよう。

境内に車を置き、通常装備ですぐ「清瀧新四国霊場道」へと入る。ここは、山道のわきに置かれた地蔵を88ケ所巡りに見立てて回るもの。この途中に清瀧がある。以前来た時は10番で道を逸れてしまい、道を見失って滝までたどり着けなかった。今回は、お地蔵さまの番号を確認しながら山道を登っていく。が、ここで後悔。歩くことを想定していなかったので、ジーパン・スニーカー。とても歩きづらい。29番くらいでのぼりが終わり、下りに入ると並ぶようにお地蔵さまが続く。その先に沢が見え、滝の音が聞こえてくる。

01
瀧の手前には沢を越えるための木橋があるが、常に水にさらされているのでかなり脆そうだ。恐る恐る渡って滝前に出る。岩壁に囲まれたホールの様な場所でかなり暗い場所だが、この時間は日が射し込み、明暗のコントラストが強い。いい雰囲気だが写真を撮るには苦労する場所だ。おそらく今日は水量が多いほうなのだろうが、瀧手前には足場になる岩が多くあり、左岸⇔右岸と自由に動き回れる。陽が射していたので、虹がどこかに出ないかと探したが、残念ながら虹を見る事は出来なかった。

02


滝前にいたのは45分ほど。再び地蔵巡りの道に戻って、番号をたどる。50番を過ぎたあたりで道が分岐し、そこにあった標識では仙龍寺の方向は来た道を戻ることなるようだ。たしかに歩いた距離を考えると、仙龍時よりかなり東に来ているはずだ。そのままいってもいいが、今回は引き返すことにする。再び清瀧前を通過し、今度はほとんどが下りになる。ちなみに山道は所々石の階段らしきものがあるのだが、これが下りではきつい。落ち葉の乗った石は簡単に滑る。実際三度も滑って尻もちをついてしまった。

1番から10番までのお地蔵さんのある場所は小さな尾根になっており、その向こうに谷がある。その他に落ちて来るのが先の清瀧の下の流れでここも滝になっている。前回迷い込んだ時に見たが、この時期では木々に邪魔され全部は見えないので今回はパス。見るなら冬かな。

手と顔を洗って車に戻り、すぐに出立。時間は11時半。

201107101139_210
そのまま国道を西に向かい、金砂湖畔で見た無名滝。水量がなければなんでもない流れかもしれないが、今回は魅かれてしまった。

水ケ滝に着いたのは12時過ぎ。紫陽花もまだまだ十分見られるし、正午頃は飛沫が美しい・・・のだが、水量が多く、滝下はやはり池になっていて真下に入れない。

限界まで近寄ったり、道路に三脚をたてたり(危険ですから普段はやりません)して約30分。今日は通りすがりの人が携帯で撮影したりしているが、三脚を使うような人は誰もいない。そんなに条件が悪いとは思わないのだが、何故だろう。人が多いと自分の好きなポイントが取れずイライラするものだが、水ケ滝の様な格好のポイントで、誰にも合わないというのもなんとなく興ざめである。不思議だ。

Photo

今日はこれで終わり。豊浜のコンビニで弁当を買い、海を見ながら昼食。終わればまっすぐ帰宅。走行距離240km。高速を使わない、行き当たりばったりの遠征再開でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古代ハス 思いつきの遠征

2011年07月10日 | 自然写真 季節の花

先週はさすがに遠征する気にならなかったが、今週より再開。

4時半起床、5時出発。出かける前に散歩に出かけ、朝食を準備し、食事している間に車を門から出し、門を閉めながらお出かけの挨拶・・・。一連の流れが以前は面倒に思えたが、ないことが今は寂しい。

201107100548_024_2
地蔵寺に着いたのは5時40分。この時間にはまだ誰もいない。

寺門をくぐってすぐ右にある蓮池をみる。開花した花がない・・・とおもいきや隅のほうに大きく開いた花があった。小さな池の周囲を回りながら、開花した花を探す。葉の陰に隠れた花をいくつか見つけ撮影する。最初はホワイトバランスが屋内撮影のままだったので少しおかしくなったが、面白い雰囲気になった。

201107100604_037
間もなく、キヤノンを抱えた青年が一人、そしてさらにTシャツ姿の年配の方。二人ともマクロレンズでUP撮影が中心の様。私もMACRO可能な17-70mmを利用しているが、ここの撮影は花のUPだけでは物足りないので、後景になるものを探す。約30分で撮影を終え、装備をしまっていると後の二人も帰り支度を始めていた。

実はこの後の予定を考えていない。天候はよさそうだし、もうひとつの古代ハス、定福寺を訪れることにする。時間も早いので高速を使わずR32に戻り大豊をめざす。

201107100742_062
定福寺に着いたのは7時30分、今日は9時から催しがあるようなので早々に去るつもりで蓮池に。小さな内池には開花しているのは一輪のみだったが、寺門下の池にはいくつか開花している。

最初は17-70mmのみで撮影していたが、もう少しZOOMが欲しいと思い、車に戻り28-300mmを持ち出す。

201107100747_076
寺門の内側にハスの写真が幾つか飾ってある。その中で花弁が陽に透けて見えるのがあって、とても綺麗だと思った。こんな風に撮ってみたいとおもって、さっきの蓮池に戻る。さっきとは違う視点で見る事が出来、花が違う姿を見せてくれる。

女性2人連れが来たのでちょっと挨拶を交わし、場所をお互い譲りながら撮影を続ける。周囲の花を絡めたりして約40分。人が増えてきたので引き上げる事にする。

201107100752_079
車に戻って装備を片づけていると、お寺の方が話しかけてくれた。香川から早朝に訪れてきたことに驚いたらしい。話を聞くと、今年は数年ごとの土の入れ替えの年になっており、花が終わったら土を入れ替えるらしい。今年は開花の時期が例年より遅く、背丈も低いそうなので、来年に期待してきますと挨拶して、定福寺を後にする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姿を変えた滝 突然現れた滝

2011年07月01日 | 自然写真 滝

中断していましたが、6月26日「時機逃しの遠征 紫陽花または古代ハス」の続きです。

午後の目的地は、大北川沿いから、大座礼山越えで銅山川へ抜ける予定。大雨の後の早明浦ダム湖畔は俄滝が多く出現する。桃ケ谷の滝、岩躑躅山氷滝、その他いくつもの無名滝。

その中で最も興味をそそるのは、小金大滝。小金滝はいつも見る事が出来るが、その隣に出現する大滝は普段は枯れて見えない。隣といってもこの二つの滝を一緒に見るためには対岸の山を登っていかなければならない。

20110626_a_4

大北川へは少し戻る。自然王国の看板にそってダム湖を離れるとすぐ見えてくる加茂次郎山の滝。小さな滝だが、結構お気に入りの滝。特に陽が射すと結構おもしろいシーンが撮れる。そのまま進むと、ここでもいくつか俄滝に出遭う。今回初めて気づく滝もあったりする。20110626_b_3
201106261258_199_2


昼食をはさんで、いろいろ撮影してみるが、小止みになったかと思うと突然土砂降りになる雨に、シャツは濡れ、レンズは曇り・・・。結構大変な思いをした。この上流には、野頭谷川の滝や十辺利谷の滝など、小さいながら好みの滝があるのだが、こちらも増水して魅力を感じなかった。

そのまま大座礼山を越えていくが、側溝からあふれた雨水でずっと川の中を走っているようだった。こういうときはライトクロカン仕様の車がありがたい。

銅山川・筏津荘わきにでてくるが、今日のこんぴら大滝もいまひとつ。そのまま銅山川をくだり、法皇湖へ。ここのあじさいロードは今が見頃の様だ。

20110626_c_2

201106261454_258_3

放流中の富郷ダム。このダムの放流姿は初めてだ。

そのままあじさいロードを走り金砂湖畔をぬけ、水ケ滝へ。その前に見える八ケ滝はちょうどガスが前面を通過していた。動画にするともっとおもしろかったかも。

水ケ滝は先々週より水量が増えていたが、前面のあじさいは殆どまだ咲いていない。道の反対側にあるあじさいを主体に撮る。小降りになっていたが降り続く雨の中、上方に向けて撮るのは難しい。レンズの水滴を拭きながら撮っても、撮った写真の多くは水滴に邪魔されていた。

20110626_d
法皇トンネルを抜け四国中央市の瀬戸内海側へ。今日はそれほど霧が出ていないので海が見える。高速上限千円は終わっているが、このまま一般道を帰ると二時間くらいかかりそうなので、三島川之江ICから高速に。途中高瀬PAで時間をつぶし、高松西ICを降りたのは5時過ぎ。通勤割引が適用になった。

本日の走行距離300km 3,393歩

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする