週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

秘境にしてはお手軽 祖谷・奥轟の滝

2012年09月17日 | 自然写真 滝

 朝焼けの讃岐富士を撮った後、どちらに行くか決めかねていた。台風の接近もあって、天候が不安定。雨なら大豊方面、晴れなら祖谷方面と決めて、取りあえず南に向かう。
 晴れ間が見えていたので歩危峡から東に入り、かずら橋を通過。国道に合流してからしばらく、久保地区で川を渡って林道を行く。約3km入ったところの空きスペースに車を停める。
 目的地は奥轟の滝、未訪瀑の滝の一つである。桂さんのHPより情報をプリントアウトしておいてあったので、訪れるのに不安はない。行き先未定で出発したので、今日は軽装備。スリングバックに軽量三脚を取り付け、水筒を一本入れておく。準備中に小雨が降り出したが、すぐやむことを願って出発。
 杉林の中の急斜面を登って行く。目印の水路にたどり着くとそれに沿ってすすむ。たかだか15分程度の上り坂でもう息が切れてしまう。これは情けない。何とかしなくては。斜面を登り切った後、水路はほぼ水平に斜面を横切って行く。何度か作り直されたのだろうか、古い水路壁が通路になっている。しかし水路が壊れるほどの災害の後はさすがに歩きにくい部分もあり、途中から水路の中を歩く。今日は長靴を履いているのが幸いした。
 途中、沢の方から轟音が聞こえてくる。下流にある中轟の滝だろうかと思いつつ先を目指した。
 30分以上歩き、もう間もなくかと思えた頃、突然雨が激しくなってきた。ここまでも杉林の中で雨の影響を受けなかったのだが、さすがにこの雨は厳しい。木陰で雨宿りをしながら、ウィンドブレーカーをはおり、バックにレインカバーをかける。
201209161139_159  少し雨が弱まったので先に進もうと思ったら、沢の方から轟音が聞こえてくる。奥轟の滝かと思い、沢に近づいて見たのは、小さいが魅力的な滝。奥にも何段かの小滝が連なっているようだ。右の写真は帰り道で撮ったもの。
 戻った道は、人の手で補強されており、はっきりと先に続いている。水路は、自然の崖となり、それに沿う形で道は登って行く。しばらく進むと又水路が現れる。水路沿いの道を進み、岩壁をまわりこんで行くと、轟音とともに滝が見えてくる。
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 上の写真、左は最初に見えて来た姿、右は同じ場所から本滝をUPに。
 渡渉し左岸にわたる。深くはないが、流れが急なので慎重に。渡った先にロープが垂らしてあり、それを伝って左岸の岩をまわりこむ。ここでも岩が邪魔するが、逆に岩陰で正面から低い位置で狙うことができる。もう一度左岸に戻りもう一段登ると、全景が見えてくる。
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201209161109_130  滝の正面に出ると、飛沫がすごい。又雨が降ってきたのもあって、拭いても拭いてもレンズに水滴がつく。
 左岸上部から見ると、上にもう一段あるのが分かる。2段合わせても25mほど。さして大きな滝でもないし、姿をも特に変わったところはない。だが周囲を岩壁に囲まれて、豪快に感じられる。
 簡易雨具のウィンドブレーカーのおかげで上半身は濡れないが、ズボンが飛沫でびっしょり濡れてしまった。

 いつものように約1時間を滝前で過ごし、引き上げる。この行程なら訪れやすいので、また訪れることもできるだろう。
 復路は約30分。車に戻ったのは12時15分。この後中轟の滝を訪れようかと考えていたら、再び激しい雨。中轟の滝を訪れる際には、幾つかの小滝もあるようなので、改めてゆっくり訪れることにして、とりあえず車内で昼食。

 帰りがけに雨でも訪れやすいと思い、霧谷の滝を訪れることにして、久保地区を発し、国道を更に東に向かう。

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讃岐富士の朝焼け

2012年09月16日 | 風景写真

 先月、ダイヤモンド富士をなんとか撮影できた。その件に関してtomi3さんと情報交換している内に、ダイヤモンド富士よりも赤く焼ける朝焼けが狙い目と聞いた。青の旅人さんのHPをお借りしてtomi3さんの朝焼けを見せていただき、その美しさに魅入られてしまった。9月初旬なら焼ける日もあると聞き、トライしてみた。
 4時40分出発 5時20分宮池到着。坂出ICを通過する頃に雨が降り出したが、すぐに止んだ。既に何台かの車が停まっている。装備を持って堤防に出ると、7人ほどのカメラマンが待機中。挨拶をして、前回ダイヤモンド富士を撮影したのとほぼ同じ場所に三脚を据える。この位置が最も水草に邪魔されないように思う。前回は28-300mmを使用したが、今回はtomi3さんの作品を参考に16-85mmを広角側で使うことにした。

 5時43分 少し焼けてきた。
201209160543_061

 上の方まで真っ赤に焼けるのは5時半頃なので、今日の状況ではそこまで焼けそうもないという会話が聞こえてくる。
 5時46分 結果的にはこの頃がいちばん赤かったような。
201209160546_065

 5時53分 赤よりも金色に染まってきた。今日のステージは終わったようだ。
201209160553_079

 期待通りとはいかなかったが、イメージをつかむことができた。また次のシーズンに期待。
撮り続けたい景色がまた増えた。

コメント (2)
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羽田空港にて

2012年09月12日 | 写真

数年ぶりに東京出張。不案内な場所での難しい会合を無事終えて帰り道、是非とも寄りたかった空港ビル6F展望デッキ。本来であればD300s望遠レンズが欲しいところだが、今回は仕事の為、コンデジでの撮影。さすがに展望デッキには一眼を抱えたカメラマンが多数。

 スカイツリーが遠くにかすんで見える?
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 離陸直後
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 あれはボーイング787 ラッキー!
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 夕日を浴びて・・・
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 今後年に1~2度は東京に来ることになるだろうから、次回は一眼持参で来よう。

 
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