セレナの純正カーナビはMM520D-Lである。Panasonic製だ。
カーナビの機能のひとつに、地点登録がある。お気に入りの地点を登録しておき、すぐにその地点を表示させたり、
その付近に近づいたら音で知らせてくれたりする。
以前の車(トヨタ・ノア)にもカーナビがついており、いくつか地点登録していた。
車を買い替えると、このような情報も引き継ぎたいと思っていた。
新しいカーナビは地点登録が900地点も登録できる。(ノアは400地点だった。)
いろいろな地点を登録しておくと便利だからなあ。
さて、データを移そうと調べてみると、なんと新しいカーナビは地点登録の一括登録ができないとのこと!
登録(インポート)もできなければ、取り出し(エクスポートやバックアップ)もできない。
ノアはSDカードを使ってできたのに・・・
最近のカーナビはスマホにおされ気味なのか、10年以上前から退化してるじゃないか!
900地点も登録できるのに。(カーナビ開発時の品質テストなどで実際に900地点登録の確認はどうやっているのかな。)
ディーラーに聞いたり裏ワザがないかとかいろいろ調べたが、手入力しかないという。
カーナビで文字入力とかどれだけ時間がかかることか!(働き方改革に反しているんだよなあ・・・。)
そこで、いろいろ調べる中で、次のような方法で比較的楽に登録地点の移行ができる。
カーナビで文字入力しない分、だいぶましだと思う。忘れないように、記録しておこう。
なお、カーナビから登録地点情報の取り出しができないので、登録したデータは、次の時のためにとっておくことにする(常にスマホアプリから登録するようにすればよい)。
【概要】
必要なものはパソコン(Excelなどの表計算ソフト)とGoogle Map(https://www.google.co.jp/maps)とスマホアプリNaviCon(https://navicon.com/user/support/index.php)である。
カーナビMM520D-LはNaviCon(ナビコン)とはつながるのだ。
また、登録したい地点のリストを印刷しておくとよい。地点が多いときどこまで登録したかをチェックできる。
比較的楽に登録する方法の流れは次の通り。
(1)登録したい地点データをGoogle Mapへ登録する。
(2)Google MapからNaviConへ取り込む。
(3)NaviConからカーナビへ転送、地点登録する。(1地点ずつとなるが楽にできる)
(4)カーナビにて、登録地点への接近方向、接近キョリ、接近時の音声を個別設定する。(←必要時)
それぞれの方法について、手順示す。
まず、その1として、(1)について。
【(1)登録したい地点データをGoogle Mapへ登録する。】
カーナビは日本測地系だが、Google Mapは世界測地系なので、変換が必要である。(変換してくれるwebサイトあり)
また、緯度、経度の表示がカーナビは度分秒だが、Google Mapは十進数なので、その変換も必要。(Excelで計算)
手順
①登録したい地点のデータ準備(ノアからのデータをエクスポート)
・SDカードへcsv形式でデータを取り出す。地点名、緯度、経度があればよい。
・日本測地系の度分秒なので、世界測地系の度分秒にデータ変換する。(Web版 TKY2JGD Ver.1.3.80 https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/tky2jgd/main.html を利用する。)
→ファイル一括変換(処理)も可能。
一括計算のタグ→変換方向:日本測地系 → 世界測地系、入力・出力形式:緯度・経度 → 緯度・経度 として、入力ファイルの選択 で、csvファイルを選択する。
ファイルの一括変換するためには、ファイルの指定あり。またフォルダも日本語不可なので、ダウンロードフォルダを使用するとよい。ファイル名は、latlon.inとするのがよい。
https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/tky2jgd/help/infile.htm の入力ファイル例を参考に、緯度、経度をcsvファイルからコピー&ペーストしてファイルを作るのがよい。
②世界測地系の緯度、経度を度分秒→十進度単位に変換(Excelで計算。ミリ秒も気にせず秒として計算する。)
③Googleマップのマイプレイスにインポートするためのcsvファイルを作成する。
・項目は、No、地点名、住所(付近)、メモ、経度、緯度、高度とする。経度、緯度、高度(高度=0)の順に注意。
★Noは順番だが、0(ゼロ)からとする。(ゼロオリジン)
★地点名は、番号を付けておく方がよい。わかりやすくなるし、どこまでカーナビにいれたかとか把握しやすくなると思う。
★なぜか経度(けいど)、緯度(いど)の順。緯度と経度を間違えないように注意する。
★文字コードはUTF-8とすること。
★最後の改行コードは文字の最後とする。(最後は改行しない)→改行すると、そこがGoogle Map上で変なところに登録される。
写真1:エクセル画面
④Googleマップのマイプレイスにインポートするために、csv→kmlファイルにする(どちらもテキストファイルだけど)
Googleマップ KML/CSV相互変換(https://tool.stabucky.com/gmap_kml2csv.htm)を利用する。
⑤Googleマップのマイプレイスで、「地図を作成」でkmlファイルをインポートする。
⑥Googleマップ上に表示される。
(2)、(3)、(4)は別途示す。
カーナビの機能のひとつに、地点登録がある。お気に入りの地点を登録しておき、すぐにその地点を表示させたり、
その付近に近づいたら音で知らせてくれたりする。
以前の車(トヨタ・ノア)にもカーナビがついており、いくつか地点登録していた。
車を買い替えると、このような情報も引き継ぎたいと思っていた。
新しいカーナビは地点登録が900地点も登録できる。(ノアは400地点だった。)
いろいろな地点を登録しておくと便利だからなあ。
さて、データを移そうと調べてみると、なんと新しいカーナビは地点登録の一括登録ができないとのこと!
登録(インポート)もできなければ、取り出し(エクスポートやバックアップ)もできない。
ノアはSDカードを使ってできたのに・・・
最近のカーナビはスマホにおされ気味なのか、10年以上前から退化してるじゃないか!
900地点も登録できるのに。(カーナビ開発時の品質テストなどで実際に900地点登録の確認はどうやっているのかな。)
ディーラーに聞いたり裏ワザがないかとかいろいろ調べたが、手入力しかないという。
カーナビで文字入力とかどれだけ時間がかかることか!(働き方改革に反しているんだよなあ・・・。)
そこで、いろいろ調べる中で、次のような方法で比較的楽に登録地点の移行ができる。
カーナビで文字入力しない分、だいぶましだと思う。忘れないように、記録しておこう。
なお、カーナビから登録地点情報の取り出しができないので、登録したデータは、次の時のためにとっておくことにする(常にスマホアプリから登録するようにすればよい)。
【概要】
必要なものはパソコン(Excelなどの表計算ソフト)とGoogle Map(https://www.google.co.jp/maps)とスマホアプリNaviCon(https://navicon.com/user/support/index.php)である。
カーナビMM520D-LはNaviCon(ナビコン)とはつながるのだ。
また、登録したい地点のリストを印刷しておくとよい。地点が多いときどこまで登録したかをチェックできる。
比較的楽に登録する方法の流れは次の通り。
(1)登録したい地点データをGoogle Mapへ登録する。
(2)Google MapからNaviConへ取り込む。
(3)NaviConからカーナビへ転送、地点登録する。(1地点ずつとなるが楽にできる)
(4)カーナビにて、登録地点への接近方向、接近キョリ、接近時の音声を個別設定する。(←必要時)
それぞれの方法について、手順示す。
まず、その1として、(1)について。
【(1)登録したい地点データをGoogle Mapへ登録する。】
カーナビは日本測地系だが、Google Mapは世界測地系なので、変換が必要である。(変換してくれるwebサイトあり)
また、緯度、経度の表示がカーナビは度分秒だが、Google Mapは十進数なので、その変換も必要。(Excelで計算)
手順
①登録したい地点のデータ準備(ノアからのデータをエクスポート)
・SDカードへcsv形式でデータを取り出す。地点名、緯度、経度があればよい。
・日本測地系の度分秒なので、世界測地系の度分秒にデータ変換する。(Web版 TKY2JGD Ver.1.3.80 https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/tky2jgd/main.html を利用する。)
→ファイル一括変換(処理)も可能。
一括計算のタグ→変換方向:日本測地系 → 世界測地系、入力・出力形式:緯度・経度 → 緯度・経度 として、入力ファイルの選択 で、csvファイルを選択する。
ファイルの一括変換するためには、ファイルの指定あり。またフォルダも日本語不可なので、ダウンロードフォルダを使用するとよい。ファイル名は、latlon.inとするのがよい。
https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/tky2jgd/help/infile.htm の入力ファイル例を参考に、緯度、経度をcsvファイルからコピー&ペーストしてファイルを作るのがよい。
②世界測地系の緯度、経度を度分秒→十進度単位に変換(Excelで計算。ミリ秒も気にせず秒として計算する。)
③Googleマップのマイプレイスにインポートするためのcsvファイルを作成する。
・項目は、No、地点名、住所(付近)、メモ、経度、緯度、高度とする。経度、緯度、高度(高度=0)の順に注意。
★Noは順番だが、0(ゼロ)からとする。(ゼロオリジン)
★地点名は、番号を付けておく方がよい。わかりやすくなるし、どこまでカーナビにいれたかとか把握しやすくなると思う。
★なぜか経度(けいど)、緯度(いど)の順。緯度と経度を間違えないように注意する。
★文字コードはUTF-8とすること。
★最後の改行コードは文字の最後とする。(最後は改行しない)→改行すると、そこがGoogle Map上で変なところに登録される。
写真1:エクセル画面
④Googleマップのマイプレイスにインポートするために、csv→kmlファイルにする(どちらもテキストファイルだけど)
Googleマップ KML/CSV相互変換(https://tool.stabucky.com/gmap_kml2csv.htm)を利用する。
⑤Googleマップのマイプレイスで、「地図を作成」でkmlファイルをインポートする。
⑥Googleマップ上に表示される。
(2)、(3)、(4)は別途示す。
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