家を建ててから17年、いろいろメンテナンスが必要だ。
実は2年前からキッチンのシングルレバー水栓(正式名称:台付きシングルレバー湯水混合水栓)が水漏れしていた。
寝る前にふいても、朝に漏れている感じだ。だだ漏れではないので、いつか修理したいと思っていた。
写真1:水漏れしている
水漏れ対策としては、止水カートリッジを交換すればよいらしい。
念のため、シングルレバー水栓の写真と止水カートリッジの型番をメーカに問い合わせしていた。(2年前)
台付きシングルレバー湯水混合水栓の型番は、旧MYM製 FA273HGK5(シールはFA273H-5に見えるが)
この止水カートリッジの型は、KPS027H-Cとのこと。
(今はMYMというメーカはなく、KVKが引き継いだとのこと。)
写真2-2:メーカ問い合わせの回答
実はメーカに質問だけして、そのまま放置していた。
ところが最近になって、水漏れが少し気になり、やっぱり修理しようと動くことにした。
シングルレバーの型番がほとんど読み取れない状態であった。
2年前にメーカに質問していたことを思い出した。質問していて助かった。
写真3:現在は型番が読み取れない・・・
止水カートリッジはネットで購入した。同じものでも値段が違うので、一番安いところで購入した。
https://item.rakuten.co.jp/krjyusetsu/kps027h-c/
価格 3069(円) x 1(個) = 3069(円) (税込、送料無料)
普通郵便で送られてきたが、商品をプチプチで包んで封筒に入っていた。明細はなし。だから安かったのか。
(型番あっているのか少し不安だった。→新品だし、結果的には問題なかったけど・・・。)
写真4:購入した止水カートリッジ
いろいろ調べると、修理にはウォーターポンププライヤーが必要とわかり、
これもネットで購入した。税込み737円で安かった。
写真5:購入したウォーターポンププライヤー
さて、止水カートリッジが届き、工具も準備したので早速作業開始。
(1)水道の元栓を閉める。
水側は蛇口をすんなり閉められた。しかし、お湯側は固くて全然動かなかった。これを閉めなければ作業ができない。
うーん、困った。しかたない、おおもとの水道メータのところを閉めるか・・・
と外にでたら、なんと嫁のバカぢからで閉められたとのこと!(嫁が呼びに来た。)さすが!
写真6:もとせん(キッチンシンクの下)左側がお湯側
止水栓はたまに動かさないと、固まってしまうらしい。うーん、気をつけよう。
ここまで作業開始から30分程度かかった。
(2)シングルレバー水栓の分解
さて、水が出ないことを確認して、分解だ。
展開図をメーカからもらっていた(前に質問したときにもらった)ので、ねじ位置がわかる。
写真7:展開図
写真8:操作レバーをはずす
カートリッジの上部が見えたが、ここからが最大の難関。
「カートリッジ押え」をはずさないといけないが、ここでウォーターポンププライヤーの出番だ。
でも、ウォーターポンププライヤーでカートリッジ押えをまわすと、下側も一緒に動いてしまう。うーん。
ネット動画では、下側(根元)をウォーターポンププライヤーでおさえて、上側(カートリッジ押え)をモンキーでまわす、とよいらしいが、うちにはモンキー(スパナ)がない。しかたない、ホームセンターに買いに行くか、と準備したが、ダメもとで、シャワーヘッドを左側にして、カートリッジ押えをウォーターポンププライヤーで反時計回りに回すと、回った!
モンキーがなくてもできた。
写真9:カートリッジ押えをはずす
(3)カートリッジの交換
カートリッジがのっているだけなので、引っ張ってはずした。
写真10:カートリッジをはずす
カートリッジ上部をよく見たら、古いのは切り欠きあり、新しいのは切り欠きなしであった。
型番あっているのか不安であったが、信用して取り付ける。
写真11:新しいカートリッジを取り付ける
(4)もとに戻す
あとは、分解時の逆でカートリッジ押えをはめて、操作レバーを取り付ければよい。
分解開始から30分くらいだ。
写真12:もとに戻す
おおもとの止水栓を開けて、水が出ることを確認して、作業終了だ。
止水カートリッジの型番があっているか気になったが、一晩たっても水が漏れておらず、カートリッジ交換は成功ということで終了だ。
作業時間は全部で1時間程度かかった。最初のおおもとを止水するのに時間をかけてしまった。
日ごろのメンテナンスは重要だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます