元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

感動のドキュメンタリー -泣きながら生きて-

2006年11月06日 | お役立ち情報
3日(金)21:00にフジテレビ系列で放映された「泣きながら生きて」。ご覧になりましたか? 私は、後日、録画で見たのですが、心が熱くなりました。


  _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   今日もお読みくださいましてありがとうございます。 
バナーをクリックしてくださるとランキングが上がる仕組みです。
  
          にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
              ↑ 
 ワンクリックありがとうございます!!

  _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

■歴史と経済に翻弄された家族

《番組サイトから》泣きながら生きて

1989年、ある中国人男性が上海から日本へ渡ってきた。丁 尚彪(てい しょうひょう)さん。上海の街角で、とある日本語学校のパンフレットを目にしたのだ。そこには入学金と半年分の授業料、合わせて42万円と書かれてあった。それは、中国では夫婦二人が15年間働き続けなくては得ることのできない多額のお金。知り合いに頼み込んで借金をし、その年の6月、当時35歳だった丁さんは日本へと渡ってきたのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

丁さんは、文化大革命で農村に追いやられ、ようやく開放された時、「日本に行って大学に入ろう」と決意し、上記のように来日しています。

ところが、北海道・阿寒町にある学校では、働くことができず、やむなく「脱走」し上京。それは「不法入国」を意味します。

工場や飲食店、清掃など毎日3つの仕事をこなしながら、お金を家族の元に送り続けます。貧しいアパートに暮らし、台所で身体を洗いながら、必死でお金をためます。
やがて数年が経ち、目標は「娘を最高の大学に進学させること」に変わります。


必死で働く丁さん。
そして娘は、見事ニューヨーク州立大学に合格。
家族3人が3つの国で暮らすさびしい生活。

娘はニューヨークへの移動の途中、24時間のトランジットを利用し、10数年間会っていない丁さんの元を訪れます。

あっという間の24時間。
京成電車で、娘を成田まで送る丁さん。
でも、成田空港のひと駅前の成田駅で別れなければなりません。
空港に行くと、不法滞在がばれるかもしれないからです。
涙の別れ・・・。


■ひたむきに

丁さんの、家族のためにまじめに、まじめに一生懸命働く姿に心打たれます。
誰を恨むでもなくひたむきに頑張る。

カメラは、10年間、そんな彼を撮り続けています。

丁さんは言います。
「今は不況。でも仕事が3つもあって幸せです。
日本人は勤勉。中国人は、日本人を見習わなくてはなりません」

どこまでもまじめです。勤勉です。
今の日本人が忘れてしまった魂を持っています。


娘がニューヨーク州立大学を卒業し、医者になるめどが立ち、丁さんは10数年ぶりに中国に帰国することに。
成田を離陸した飛行機の窓から、涙を流しながら日本の大地に手を合わせる丁さん。


目頭が熱くなりました。





にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ


こちらの人気blogランキング
にも参加しています。
ワンクリックお願いします!







コメント (15)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鳥肌がたちました! | トップ | スパイ映画は好きですか? ... »
最新の画像もっと見る

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (きょん)
2010-04-09 14:44:57
すみません、突然の投稿です。
しかもこんなに時間が流れているのに・・。

実は なきながら生きて のDVDを探しています。
お手元にお持ちでしょうか・・。
お礼はもちろんさせて頂きますので、よろしければお返事をお聞かせください。
よろしくお願いいたします!
返信する
ロンサムさんコメントありがとうございます! (YH)
2006-11-07 07:21:28
なにか事情をご存知のようですね。
気になります・・・。
返信する
たたみみさんコメントありがとうございます! (YH)
2006-11-07 07:20:48
本当に良い番組でしたよ。
再放送があれば、ぜひ!
返信する
高橋さんコメントありがとうございます! (YH)
2006-11-07 07:20:04
「勤勉」という言葉を久々に聴きました。
日本人って、勤勉で国を拓いてきたんですよね。
忘れていたものを思い出させてくれました。
返信する
喜多さんコメントありがとうございます! (YH)
2006-11-07 07:18:38
丁さんは、とにかくまじめでコツコツ頑張る人でした。素敵な人でしたよ。
返信する
Unknown (ロンサム)
2006-11-07 00:55:03
心が辛いドキュメンタリーでした。。。。
色々と考えてしまいました
返信する
Unknown (たたみみ)
2006-11-07 00:33:36
残念ながら見ていません。
しかし、このようにブログにて感動や忘れかけてたことが、伝わってくる。
本当有難い。そして、伝えてくださることに感謝です。
返信する
Unknown (「26歳。社員から会社を考えるブログ@渋谷」高橋)
2006-11-06 23:01:12
今の日本人が忘れてしまった心って
改めて考えると、かなり大切なものを
失ってしまった気がします。

他の国の人にとっては
日本人は勤勉だ
という考えが、まだあるんですね!

その気持ちに応えなくてはいけませんね!
返信する
恥ずかしい・・・ (喜多研一)
2006-11-06 22:12:40
まじめに、まじめに、ホップ・ステップ・ジャンプ、いきなりジャンプはできませんね。

これから、何年も続く年月に、丁さんのように喜びを得られるように、一歩ずつまじめに歩きます。だから一喜一憂せずにコツコツ・・・

比較すべきことではないけど、YHさんの記事から感じた事に、素直にコメントしました。
返信する
葉山さんコメントありがとうございます! (YH)
2006-11-06 18:54:28
とってもいい番組でしたよ。
もし再放送があればぜひ!
返信する
makoさんコメントありがとうございます! (YH)
2006-11-06 18:53:39
初めまして!

ご自分の経験とダブりながらご覧になったのですね。
私も泣けました・・・。
お互い、いい番組に出会えてよかったですね。
返信する
acbさんコメントありがとうございます! (YH)
2006-11-06 18:52:18
acbさんも少しご覧になったのですね!

遠く離れていても、家族3人の心は一つ。
素敵な家族でした。
返信する
残念 (葉山あきひと)
2006-11-06 15:13:42
残念ながら見逃しました・・・
でも、このレヴューが読めてよかったです。
きっと見えない絆でつながっている・・・(いた)んでしょうね。
返信する
泣きながら・・・ (mako)
2006-11-06 14:29:29
泣きながら見ました。寡黙だった父と重なり(私が二十歳を超したあたりからよく話すようになりましたが)父の期待に答えようとしなかった自分が恥ずかしくなりました。今からでも間に合うかなぁ。
返信する
Unknown (acb)
2006-11-06 11:54:07
 私は終わりのほうを見ただけです。
そんな形で働かれていたのですね。
奥さんが 「彼がいなかったら 娘の今はなかった」と
いっていらっしゃいましたが そのとおりですね。
 勤勉さは報われるって 信じたいものです。
返信する

コメントを投稿