キャンセル待ち続出の公共講座 －人が集まる 行列ができる 講座・イベントの作り方－

近所に生涯学習センターがあります。そこでは「女性参画」「男女平等」「地域社会への貢献」などを目的にしたさまざまな講座が開かれています。そんな公共センターが主催する講座への参加者は、少ないようです。でもキャンセル待ちが続出する講座を開催する方法があるんです。なるほど。

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人が集まる！行列ができる！講座、イベントの作り方

牟田 静香〔著〕講談社 (2007.4)通常2-3日以内に発送します。

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■目的が硬くても人は集まる

生涯学習センターや男女参画センター、公民館で開催されている講座は、参加者数が少ないのが実情だそうです。参加費無料でも人が集まらない。

そんな閑散とした公共講座を、キャンセル待ち続出の人気講座に仕立てた女性がいます。

著者は、講座の企画・運営は全くの素人だった大田区の男女参画センターで働く女性。この書は、著者のノウハウが具体的につづられた価値ある本です。
公共講座の事務局の方のみならず、企業のビジネス・セミナーを企画する人には必読の書ですよ。
とても参考になりました！


■子育て中の女性に参加してもらうには

この本には、失敗事例と成功事例が申込者数などのデータとともに掲載されています。とても興味深いですよ。

例えば、「子育て中の女性に参加してほしい」という講座を開く場合。

・タイトル
「変わりゆく社会と女男」「男女共同社会への○○」などのタイトルはは、硬すぎて応募は無い。
分かりやすく、何が実現するのかが分かるタイトルにする。「わたしへのごほうび講座」や「ココロを軽くする女性学講座」「私らしさ応援セミナー」など

・ターゲットを絞る
ターゲットを絞れば企画も立てやすい。「小学生がいるお母さんが対象です」。
参加者も自分と同じ境遇の人に会いたがっている

・訴求点
「孤独感を解消したい」「大人と会話したい」「ほめてもらいたい」などの欲求を満たすものにする

・開催日
火曜・木曜・金曜の午前。水曜日は、幼稚園や小学校が早帰りの日なので避ける



公共講座を成功させる。
これは、ヒット商品を作るのと同じ感覚ですね。

very good!




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