目的が合っている会社の社員には、労働問題はないのかもしれません

労基署への訴えは、今や年間100万件なんだそうです。雇用や職場環境、社員間のトラブルって結構、多いんですね。
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◆年間100万件

あるコンサルタントが、こんなことを言っていました。
『弁護士が余っているからでしょうか。
労働トラブルで訴訟に発展するケースが増えています』。

労働基準監督署への訴えは年間100万件。
一つの会社で、高い目的を達成するために集まった従業員同士なのに、何かのきっかけでトラブルになってしまう。
100万件は、悲しすぎる件数です。


◆問題ありありなのに・・・

件のコンサルタントが、
『高級注文家具を作っている秋山木工という会社があります。
納品先は、迎賓館や宮内庁などです。
先週のガイヤの夜明けでも紹介された会社です。
社員教育にとても厳しい会社ですが、労働問題は皆無なんです』。

この会社の新入社員は、徒弟制度の中で鍛えられるとか。
4年間、年間361日、早朝のマラソンから深夜までの仕事と訓練。
しかも、社長からの鉄拳が飛ぶことは当たり前の厳しい会社。
給料は10万円。
失敗や礼に失する行為があると、1万円、2万円とどんどん罰金も取られる。


でも、何の問題も起きない。
それは社員の目的と社長の夢が一つだからとか。


新入社員は、入社とともに丸刈りになってスタート。
厳しく育てられます。

2週間後。

新入社員は、両親と高校の先生に手紙を書くんです。
その手紙を少し見せてもらったのですが、両親・先生・会社の先輩・社長への感謝の言葉ばかりなんです。

感動してしまいました・・・。
人は、短期間でこんなにも変われるんだって。


目的を一つにした集団は強い。
そんなことを感じました。

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