5ドルを2時間でいくら増やせるか －20歳のときに知っておきたかったこと－

スタンフォード大学の先生の集中講座がどんな課題を与えたか。学生はどのように応えたか。この本、結構面白いです。
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20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 ティナ・シーリグ 阪急コミュニケーションズ このアイテムの詳細を見る

◆米国の大学講座

米国映画の大学の講義シーン。
教授が、次々と学生に質問し、学生が答える。
課題を与えると、次の授業で学生が発表する。

映画を観ていると、米国の講義は日本と違ってインタラクティブな授業が多いように思います。
これって、学生は大変だろうな～って。


この本は、そんな米国の大学のビジネス集中講座の話。
ビジネスのヒントが満載です。


◆５ドルを2時間で増やす課題

教授がテーマを与えました。
・所持金は5ドル
・5ドルを一週間で以下に増やすかが課題
・考える時間は5日間あるが、封筒から５ドルを取り出したらタイムリミットは2時間
・次の月曜日の授業で、プロセスと結果をプレゼンすること


あるチームは、元手無しで数百ドルを稼ぎました。人気レストランで並び、順番が来そうになったら後ろで並んでいるお客さんに「順番を売る」というビジネスをやって成功したんです。

このチームより稼いだのは、自転車の空気圧無料サービスチーム。空気圧を測り、「空気を無料で入れます。ただしいくらかの寄付をお願いします」。

そして一番稼いだのは、「時間を売った」チーム。
優秀な学生を採用したい企業のＰＲビデオを、月曜日のプレゼン時に流してあげるというビジネス。


どうですか？
結構、いけてますでしょう？


あなたなら、どんなビジネスをやりますか？


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