総合診療医からの健康アドバイス

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患者が医師に尋ねるべき5つの質問とは

2024-03-29 10:51:51 | 医療情報
 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 
 今日の沖縄は曇り時々雨。予想最高気温は24度です。朝方、割と強めの雨が降っていましたが、ダムの集中する北部に降ったかどうか気になります。週間天気を見ると、来週の火曜日頃まで雨優勢の天気で、予想最高気温は25度以上の夏日が多くなりそうです。そろそろ夏物を引っ張り出してくる時期でしょうか。そうなってくると、日本のプロ野球やアメリカメジャーリーグも開幕ですね。ドジャースの大谷選手の活躍を期待します。では、本題へ。
 

 

 英国の王室医学会アカデミーは、ある検査や治療を行うかどうかについて話をする際に、患者さんが医師に尋ねるべき5つの質問を示している。

 

 まず1つ目は、この検査や治療は本当に必要ですか、と言う質問。

 

 このような質問を直接医師に対してすることはなかなか勇気がいるかもしれないが、最近ではこのような質問を受ける事は医師としてはよくある。

 

 医師はこのような質問に対して明確な返事をする義務がある。

 

 2つ目の質問は、この検査や治療によるリスクはどの程度ですか、である。

 

 そして3つ目は、合併症または偶発症はありますか、という質問。

 

 インフォームド・コンセントである。

 

 このような質問は日本ではもう当たり前の医療シーンとなっている。

 

 4つ目の質問は、この検査や治療以外に、より安全またはより簡便な医療介入の方法はありますか、である。

 

 例えば腹痛によっては、腹部エコー検査でも十分に評価できることもよくある。

 

 胆石症については腹部エコーでむしろよく評価することもできる。

 

 肥満者の多い欧米人と違い、日本人は比較的やせ形の体型の方が多いので、腹部エコー検査でよく評価しやすいこともある。

 

 

 

 沖縄本島北部、本部町の風景です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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