登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

野反湖から堂岩山~白砂山

2016年05月21日 13時24分43秒 | 草津・菅平・志賀高原
H28年5月20日、野反湖から堂岩山~白砂山を歩いてきました。

白砂山(しらすなやま)は、長野県・新潟県・群馬県の3県の境に位置する山、標高は2,139.7m。
白砂山へは群馬県六合村側の野反湖展望台兼案内所を登山口とするコースと、同じく中之条町の野反峠休憩舎を登山口とし八間山を経由するコースがある。登山道は比較的なだらか山道は良く整備されているがいずれもロングルートである。三角点と山名標識だけの飾り気のない頂上からは、苗場、佐武流、鳥甲、岩菅など上信越の山並みから横手、白根、浅間、榛名、赤城、武尊、谷川連峰、そして快晴に恵まれれば富士山も望めるとのこと。今回は出発時間が遅くなったこともあり野反湖展望台兼案内所からの往復とした。
白砂山は今回で2回目、前回は14年前で記憶はほとんどなし、新鮮な山行でした。

野反湖畔登山口8:20~ハンノキ沢8:35~地蔵峠(秋山郷分岐)~シラビソ尾根9:25~10:05水場10:10~10:35堂岩山(2,051m)・昼食11:00 ~猟師の頭11:20~金沢レリーフ11:30~12:00白砂山(2,139.7m)12:10 ~堂岩山13:00 ~水場13:20 ~ハンノキ沢 ~14:30登山口帰着 6時間10分の山散歩でした。
    
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自宅3:20発~野反湖7:20着 207㌔(一般道渋川廻り)。
シラネアオイ群生地散策約1時間~野反湖展望台兼案内所8:20着


野反湖展望台兼案内所駐車場(下山時に撮ったもの) 


駐車場脇の登山口


登山口からは一旦ゆるく登り、さっそく、すぐにハンノキ沢へ向けて、もったいないほどの下降となる。


沢を渡ってからは本格的な樹林内の中の登りとなる。そしてしばらく行くと、秋山郷への分岐点となる「地蔵峠」に出る。


早速、見頃のシャクナゲに出合う


ミヤマカタバミやミツバオウレンなども多く見られた。


水場。ここで小休止。野反湖方面の展望が開けていた。水場の確認はしていない。


水場から先は少し残雪があり冷えた空気が吹きおろし火照った身体に気持ち良い。


標高2,051mの「堂岩山」。ここで早めの昼食、ザックをデポしサブザックで往復する。


堂岩山まで来て、初めて目指す白砂山が姿を見せた。すっくと頭をもたげたピラミダルな山だ。この稜線を歩くのだワクワクするね。


尾根には見頃のシャクナゲが点々と続く






ミネザクラも見頃、綺麗ですね~。那須岳のミネザクラは肩透かしだったのでこれで良し




スッキリしない天気であるが展望尾根、遠望はきかないが素晴らしい眺めである。


ミネザクラも素晴らしい




幾つものピークを息を切らしながら越えて、最後の白砂山本峰の長い登りを踏ん張り、標高2,139.7mの白砂山頂上にたどり着いた。。先客はなし貸切。


山頂は360度の展望で、上信越国境の山々を望む。山また山の連続で、この山の奥深さが実感できる。


白砂山から先は、ササ原のヤブ道が佐武流山から、さらに苗場山へと続く。ここからは踏み後程度の熟練者向きなのでの足を踏み入れてはいけない。


山頂に咲くミネザクラは格段に綺麗だ


往路を野反湖へと戻ろう。


下山路から猟師の頭のピーク、その先に堂岩山


もう一度シャクナゲを楽しみながら




予定通り14時半に野反湖畔登山口へ戻った。


出発点は、既に標高が約1,600mもある。だから2,140mの白砂山までは、せいぜい標高差500m強だから楽だろうと思ったらとんでもない。登ったり下ったりできついものでした。が、見頃のシャクナゲやミネザクラなどに癒され満足感いっぱいの山行でした。


野反湖畔のシラネアオイを訪ねて 

2016年05月21日 12時09分35秒 | 草津・菅平・志賀高原
H28年5月20日、白砂山を歩いてきました。その前に野反湖畔のシラネアオイ群生地散策です。

野反湖は群馬と新潟との県境にある。野反峠休憩所 湖畔の駐車場に車を駐め、八間山登山口から登るとすぐ左手にガレ場があり、そこはコマクサの群生地になっている。そこを通り過ぎると、ダケカンバの明るい林に入り、そこがシラネアオイの大群生地です。

この群生地は、シラネアオイの大群落を復活させようと、地元の人が約10年くらい前から移植を進めてきたもので、現在6万株ほどになるそうとのこと。
その花は山野草とも思えない程の美しさです。















花の様子が心配であったがラッキーにも良い状態のものに出合えた。
植栽されたものとはいえその花の美しさは絶品でした。