登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

バンダイクワガタ・磐梯山

2020年06月22日 12時40分22秒 | 安達太良・磐梯・吾妻
R2年6月21日、八方台口から磐梯山を歩いてきました。

外出自粛が解除された最初の晴れの日曜日
予定したのは南蔵王であったが道路も山も混雑必至、予定を変更する。
磐梯山にのみ自生する固有種バンダイクワガタが咲く磐梯山へ。八方台からとした。

八方台登山口7:15~中の湯分岐7:40~お花畑9:00~バンダイクワガタ散策~弘法清水小屋10:05~10:35磐梯山頂(昼食)11:00~弘法清水小屋11:30~13:10八方台登山口
約6時間の山散歩でした。

 山行記録  地域別記録 磐梯山記録

自宅4:00発~水戸IC~安達太良SA(朝食)~磐梯河東IC~八方台駐車場7:00着
高速道もゴールドラインも車が多いのではと思われたがガラガラこれはラッキー・・
だが八方台登山口前駐車場(無料)は満車、花時期でもありハイカーが押し寄せていた。
何とかスペースをみつけ駐車する。(ゴールドラインは東日本大震災以降無料開放)


八方台口ルートは、2時間ほどで山頂に立てるというお手軽ルート
陽が射すブナ林の中の気持ち良い山道を行く


ブナ林の中を25分ほど登ると展望が開け、硫黄の匂いがする磐梯温泉中ノ湯跡地に着く。
ダケカンバやナナカマドに囲まれた中ノ湯は朽ち果て廃屋となっている。


裏磐梯登山口からのルートを合わせ、ダケカンバの林を登る。
ルート沿いにはタニウツギ、マイズルソウ、ツマトリソウ、イハカガミ、ミツガシワなど
コケイランも何本か見られる。


ズダヤクシュもそこら中に群生している。


登山道の左側は時折展望が開け、火口壁沿いに付けられた登山道からは櫛ヶ峰・桧原湖・吾妻山などの眺望を楽しめる。
分岐、天狗岩広場のお花畑を巡るルートに進む。


ルートに入り直ぐにグンナイフーロ


ベニイチヤクソウも


火口壁沿いにブーケ状のバンダイクワガタ


ミヤマキンバイも花盛り


火口壁の右手にお花畑が広がる


レンゲツツジも満開


お花畑にはミヤマキンバイや


イワカガミ


グンナイフーロなどなど


裏磐梯、川上口などのルートとの合流点
ここから櫛ヶ峰分岐付近まで下り花散策とする。


色鮮やかなハクサンチドリも点々と


目的のバンダイクワガタの花園へ
地元の方らしき人が「今年は素晴らしい花付きだ」と


なるほど納得の花園です。
見つけるのは難しいかと思っていたが、これほど密集して咲いているとは・・・










三合目の石標付近からの櫛ヶ峰
以前に櫛ヶ峰を登ったことがあるが今は尾根が崩落している。これでは無理でしょうねぇ


このレンゲツツジを見て戻るとした。


三合目付近から天狗岩(右端のピーク)。タニウツギが鮮やかです。


遠目からはシラネアオイかと・・近づいてみるとオダマキでした。


弘法清水小屋


5年ぶりの磐梯山山頂


猫魔ヶ岳、雄国沼方面。ニッコウキスゲもぽつぽつと咲き始めた様子


好天にも花にも恵まれ良い一日でした。
八方台口から初めて歩くものでしたが良いルートでした。