Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

鱗雲

2020-10-16 19:55:52 | kazekaoru

 

 

台風14号が無事に通り過ぎ、

 

秋の深まりは木々に伺える。

 

 

今日は朝からあまり天気は良くなかったが、

 

それでも、

 

半そで姿で闊歩していると清々しい気分になった。

 

入道雲から鱗雲にかわり、

 

清々しい朝に秋らしさを感じた。

今年から「体育の日」が、「スポーツの日」7月24日にかわり10月の祝日なくなくなった。10月中旬を過ぎてようとしてしているが、秋晴れが見られない。祝日がなくなり、すっきりとした秋晴れも見られず、コロナの影響もあってやるせなさを感じさせる。

 

ヒロシと僕と彼女は、エレベーターに乗りロービーに下りた。エレベーターの中で僕は、早く起きて浜辺に行ったせいか眠気が襲っていた。ロービーを出ると他の四人が、夏の強い陽光を浴び噴水の虹と重なって、すっきりした気分になった。噴水のオブジェは、透明な海の中の貝を現しているようだった。

「店が開くまで、この辺りを散歩しましょう」、と彼女が僕に言うと、すでにヒロシを先頭にみんなは浜辺の街を歩き始めていた。噴水には夏陽射しがさし、相変わらず虹がかっていて、その背後の貝のオブジェに僕は海底にいるように思えた。

 


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