今日のように朝から曇り空をみていると、
冬の訪れがそこまで来ているように感じる。
寒さを感じる季節は空気も澄み、
暖房の機械的に回る音を聞きながら、
夜空を見上げると星の瞬きが見える。
明日は天気も回復し、暖かくなりそうだ。綺麗な朝焼け、神秘的な月が青空に浮かび、秋の青い高い空が水鏡に映る。まもなく本格的な冬の到来に、今年は暖冬になるのだろうかと考えながら、今年もまた身軽な防寒対策で冬を越そう思っている。
きらめくターコイズブルーの砂浜には、いろんな髪の色の人たちがヴァケーションを楽しんでいる。そんなことを知っているあの少年は、日の出と同時にこの砂浜を散歩していたのだろう。ヒロシとミユキがバレーボールを始めると、トシユキとエマとアルバートが輪をつくった。現在の自分を把握することは、失敗とか成功を問わず過去の自分を把握することになる。彼女は僕から離れ走り出し、その輪の中に入っていった。ターコイズブルーの煌めく海の上を、白いボールがその輪の中を飛んでいる。