Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

紅葉

2020-11-19 19:57:39 | kazekaoru

 

今朝はどんよりとした空に、

 

どんな天気になるか心配だったが、

 

昼から回復しスポーツでもした気分になった。

 

そして、

 

厚い雲に夏を思い出していたら、

 

温度計は25度を超す夏日になっていた。

今日のように暖かいと、風に揺れたていた青葉が懐かしくなるが、このところの秋風に青葉から紅葉にかわっている。この辺のモミジも本格的な紅葉の季節に入る。清々しい高い秋の空、ジョギングしながら枝から落ちた葉に、その葉の美しさを見ることが出来る。そして枯葉の上を行く足音には、季節の移ろいの早さに寂しさを感じる。

彼女はバレーボールをしている皆から離れると、僕の腕を引きあの少年の店に向かった。するとまた分からない焼きもちが帰来して、ほろ苦い気持ちになった。ターコイズブルーの海では、いろんな髪の色のサーファーたちが朝日を受けながら波を待っている。砂浜にいるみんなは、相変わらず白いボールを追ってはしゃいでいる。マスクのような無表情な顔で自分を誇示する彼女、僕が僕自身のなかに幽閉しているこの僕、どこか似ているような気がする。

                                                                                                                                         


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