今日のように曇りの天気になると、
どんよりと垂れ込める冬の雲を思い出す。
しかし、
まだ20度に近い気温だから、
重いコート着るほどの寒さはない。
駆け足のように感じる一年が過ぎていく、
残り一枚のカレンダーに何を書き込むのか?
秋晴れの空に浮かぶ金色に輝く鱗雲、鶏頭の赤色の輝きに、晩秋の爽やかさを思い出す。そして、真っ青な空の下で見る紅葉と、私の背丈を超えるススキの高さに、そろそろ慌しい季節の訪れを考える。
真っ白い満月を見ると、幻想的な姿に見えることがある。きっと明かりの灯る文明と自然の対比、文明と悠久の対比に幻想的に感じるのだろう。日が暮れるのも随分早くなり帰宅時間には、クリスマスのイルミネーションが輝いている。