Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

少し涼しくなりました。

2010-09-11 18:22:21 | 
 

  


今日は、平日より少し早く目覚めた。
随分と涼しかった。
快晴の天気で始まった。
太陽の黄色の環が、
東の空を染めていた。

   

天気予報では、
9号が去って、
猛暑から残暑にやっと変わる配置図となっている。
昼間は相変わらず30度越え蒸しているが、
考えれば全体的にはやはり涼しくなっている。
朝、新聞を読んでいると、
足元から涼しい風が入り、
秋の虫達の声が半開の窓から聞こえてくる。

  

          9月も10日も過ぎると穏やかで、
          静かな海が見えるだろうと、
          足元の中秋の風を感じながら、
          今頃の海を思い出していた。


  9月14日

 今日も一日好い天気でした。
 蝉の鳴き声も随分と減り、
 ときたま、蝉の声が聞こえてくると、
 その存在感をアピールするともに、
 淋しい気持ちさせます。


     海紀行

                         山田まさみ

ウミネコの群れが磯には
燈台が しょんぼり立っていた
波しぶき上げて 僕が走ると
白い花びらが散ったように
空へ舞い上げり
しばらくすると帰ってきた
お互いに初対面だから
恥ずかしいきがしたんでしょう

宿に荷物をあずけて
ウミネコの 鳴き声を聞いてきた
午後の波は 銀色の折り紙を
ちりばめたように輝いて
めぐる黒潮も
たそがれ色に包まれた
ウミネコも家路につくと
磯には月が出たんです



この詩を読んでいて。
先日海を見にいった時のことを思い出した。
ウミネコの「初対面」、
少し甲高い声で鳴きながら、
頭上に立ち止まっているウミネコの元へ
戻ってくる姿を思い出した。
「ウミネコも家路につくと
磯には月が出たんです」
 作者が宿に帰り、
夕食の膳を目の前に藍色の空見ると、
白い月が浮かんでいたのでしょう。

あすは上弦の月、
21日に中秋の名月が見られます。
 







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