今日午後のニュースで、東京都心のソメイヨシノの満開が発表されました。
外出前に見たのでわが町の彼岸桜も満開かと思い少しウキウキしていた。
満開にはなっていなかった、七分咲きぐらいだった。
しかし、山桜のほうはバスの中から見ると満開だった。
近くにいけばやはり七分ぐらいなのだろうか、
バスの中で花盛りを見ていた。
駅のホームからも同じ光景が見られた。
緑の中に薄桃色の花を咲かせた姿は、春本番、花盛りを感じた。
小さな椿に寄り添うように咲く山桜は輝いているように見えた。
気温も高く雲一つない青空と言って良いほど、暖かい一日となった。
そういえば、中秋の頃もこんな日があった。
「心象が風薫る」kazekaoru
佐藤克己は、藤沢駅で小田急線から江ノ電に乗り換え自分の働く店に向かっている。江ノ島駅から腰越駅を過ぎると、七里ガ浜海岸が見える。初秋の朝の陽射しは、水平線から銀色の波がキラキラと七里ガ浜海岸まで続いていた。初秋の陽射しは、鎌倉から三浦半島まで続く峰々の勇壮さと青く澄んだ相模湾の姿は、自然の雄大さと荘厳さを感じさせてく
れる。9月上旬の今の時期になると、今頃の時間帯は電車の中に殆ど学生の姿がなくなり、夏の余韻だけが伝わっている。克己は長谷駅を降りると、改めて今日は天気が好いと感じた。何時ものように、仕事場までの5・6分の距離を長谷観音の前を通り、店に向かった。長谷観音では、この時期、萩、女郎花、桔梗が咲いている。見晴らし台からは今日のように天気が好いと、由比ガ浜海岸、材木座海岸、葉山、そして鎌倉から三浦半島まで続く峰々、相模湾が一望でき自然の雄大さが感じられるだろうと思った。
「心象が風薫る」kazekaoru
←押してね(^^♪。