グアム6人旅⑥ 安らげる条件

Ｙさんはサーフィンに、

両親、私と子供たちは、バスに乗って朝市へ。虹が出てる。



マンゴーを買ったりスムージーを買ったりしたが、

これまで、食事がどうもしっくり来てないので、

買うのをためらう。

米粉とココナツで作ったモチモチな蒸しパン　チーズ乗せ、

みたいなのと、マンゴーのスムージーは、おいしかった・・。

あと12ドルのワンピースを買った。


シャリバンはすごい熱そうで心配だし

ギャバンもまったく楽しくなさそうだし、

両親も「ヨーロッパのマルシェのイメージだったんだけど」と

いう感じなので、

予定を早めて帰る。


どっと疲れた。


部屋で休む。Ｙさんはまだ帰らないので

プール、プール、というギャバンにつきあいプールへ。

ギャバンは、今日は息継ぎができるようになっている。

スイミングでウォーミングアップみたいにやっていることが、こんな風に役に立っている。

他の家族に交じって、ビーチバレーしてる。自己紹介とかしてる。

「おうちの人は？」とか聞かれたんだろう、こちらを指差している。

「おとうとと、ママ！」

「（すみません、おせわになってます）」

シャリバンがいるので、私は水には入れない。でも、もしものときのために水着はきておかないといけない。

浮輪もすぐ流されていったりして、危ない危ない。

持ってきても意味ないと思いつつも、本を持ってきた。

ビーチチェアに寝転んで、

瞬間、瞬間で、本を読む。

本の世界に入ることはもちろんできないけど

ビーチで本を読んでくつろいでる気分にはなれた。

何秒かでも、すごく気持ちよかった。

ああ来てよかった、って思えた。


泣かれたらすぐ帰るしかないけど、

シャリバンもパラソルの日陰で気持ちよさそうに、すやすや眠り始めたので

私も気持ちよく、

一人のような二人のような、三人のような、

ほっと安らげる時間が、初めて持てた。

シャリバンが心地良さそうで、ギャバンが楽しそうなことが、

私が安らげる条件だ。

グアム6人旅⑤ それでも見つけてみなさい

翌朝。希望してた、モーニングヨガへ。

6時半からなのに、ぎりぎりに起きてしまい、

ちょっと遅刻してしまった。


韓国人ぽい女の子と2人で1時間のレッスンを受ける。

しかしなんだか・・

遅刻したせいか、ちっとも集中できず。

寝坊したから化粧もしてない、ほぼ起きたままの顔で

そのことが気になって。


先生は日本人だけど、レッスンは英語で、

ところどころわからないのでちらちらと先生の動きを見ながらついていく。

韓国人の子は英語かんぺきっぽいね。


ヨガ、好きやったっけ・・とまで思って、部屋に戻る。

身なりをちゃんとしてないと、気持ちが後ろに、内に、向いてしまって、

あかんということがよくわかりました・・。

7時半に両親と待ち合わせして、マクドで朝ごはん。日本のメニューにはない

朝マックのラップサンドを食べて、

一足先に、支度をしに戻る。

今回一番のイベント？？イルカウォッチングツアーに行くので。

前回グアムに来た時、ボートの横を飛び跳ねるイルカがとても素敵で感動したので、

ギャバンとシャリバンに見せたいと思って。会える確率は90パーセントというので。


が！！！

見れなかったのでした。

ひたすら海を眺めていたのだけど、

トビウオのとぶのはたくさん見られたのにイルカは現れず。


こんなこともあるんやな！？びっくりしたわ。


でも、海は広いんやし、イルカの都合もあるんやし、9割方会えるっていう方が、不思議っちゃ不思議やけど。


帰って、プールに。

ギャバンは、これが一番楽しそう。

1日何時間でもプールで遊んで、できなかったことが、どんどんできるようになってる。

足がつかないのにヘルパーもはずして飛び込んで

自分の泳げる距離だけちょっと泳いで

また帰ってくる。

自分にできそうなことと無理なことは、割と分かっていてその範囲で遊んでるけど

その範囲がぐんぐん広がって行く。

怖い、という気持ちがないというのは、楽しいだろうなあ・・・。

怖い、という気持ちしか、プールに対して持てなかった母は思う・・。


シャリバンも、スイマーバという首につけるわっかを買ってもらって、

昨日は泣いていたのに

今日はなんと笑顔が。足をばたばたさせて、手でうきわにちょんちょん触って、

リラックスしている様子。



シャリバンだけが、楽しんでないじゃないかというのがすごく気にかかっていたから、

すごくうれしい。







今日思ったこと。

前回のグアムではビーチで、お気に入りの本を読んでものすごくゆったりとした時間を過ごせて、

もちろん子連れにそんな時間が訪れるわけはなく

昔みたいな

心震えまくる旅

そんなのを思い出さないこともない。

けど試されてるのかも。

それでも時間を見つけてみなさい。

心震えることを見つけてみなさい。

それは、誰かが運んできては、くれないよ。


明日は、そういう時間を、見つけてみよう！と思った。

グアム6人旅④ グアムで日常

海から上がって、部屋で一休み。

お昼を食べに出ようということになるが、

私はとにかく時間がかかる。

お父さんお母さんをいつも待たせることになってしまい、

自分にイライラ。

それだけ手間取っているのに、シャリバンの哺乳瓶とか、超重要なものを忘れていたりする。

3人分の準備をしてるんだから、と自分に言い訳しておこう。

でももうちょっと、バタバタしないですんだら、ストレスも少なくなるのになあ。


お昼は、ハワイでも行った、エッグスン・シングス。

有名店なのに、いまいちな印象だったのはたぶん、

生クリームのこんもり感がすごいすぎて、これ以上甘くする必要なしと、メイプルシロップをかけなかったからだ。

が、生クリーム自体がそんなに甘くないので、

メイプルシロップをかけると・・ハーモニー！！すごくおいしくなった！


エッグベネディクトはうまくわけられなかったけれど、四分の一個のそれは、

とろ～～っとして、濃厚で、おいしかった。



日本と変わらぬ暑さのグアム、シャリバンを休ませるため、私は
部屋へ。

Ｙさんとギャバンは、プールへ。



夜は、チャモロ料理の店、チャモロ亭へ。

事前に浣腸しておいたけど、全部でてなかったようで

なんとここで、シャリバンからいい香りが・・！！！

しかも、オムツ忘れてるーーー！！！

おおごとにしたくなかったので、いってきま～～すと逃げるようにホテルへ舞い戻る。

ああ・・あったかいヤシガニ料理はあきらめないとなあ・・。

苦笑いの道中だったけど、

夕日が海に沈みそう・・・めっちゃきれいやん。

ええこともあるやんね。





私の服も汚れてて、シャリバンの服から何から全部着替えて、ベビーカーきれいにして、

部屋を出たころはもう真っ暗。

雨まで降ってきて、


一人（と一人）でこんなとこにいて、

信号はちっとも変わらない。

だんだん、ブルーになってきた・・

けどもう、文句は言わないと決めたから

イライラしない、イライラしない。

全部自分のせいやんか。なあ。

笑顔で、なんもなかったように、戻る。



信号の向こうにＹさん。

サーフショップに行くらしい。



自分のために来たんじゃない。

両親に喜んでもらうために来たんやからこれでいい。


戻ったらギャバンは疲れて寝てた。

ココナツで味付けされたヤシガニは、おいしかった、と思う。


雨が降っていて、帰りも送ってくださった。ありがたい・・

車の中でお父さんが

「よくこんなところまでベビーカー押して歩いてきたね。

（シャリバン、）母親に感謝せんといかんよ」


その一言で、心がだいぶ・・・救われた・・・。

そんな風に、見てくれる人も、いるんやなあ・・・・・



部屋に戻り

2日目なのに、残り2枚になってしまったシャリバンの服を洗濯するために

ランドリーへ。

ああ、洗剤忘れたわ・・6階へ戻る。

2ドルいるらしい。

しかも、25セントが8枚いるらしい。

フロントに並ぶ。

両替。

お金の入れ方がわからない。

しばらくあちこち探して、この8枚の溝に入れてがっちゃん、するらしいことがわかった。

がっちゃん。

40分後に戻ろう。

戻る。

乾燥機。

60分後に終わるらしい。

もう10時半。

ええ～～。


なんか・・家と一緒やん。

入院生活とかわらんなあ・・




部屋に戻るとみんな寝てて、私もちょっとだけ横になってうとうとして、

40分後くらいに取りに行く。

アメリカの乾燥機なんかすごそうやし。布ヘロッヘロなったらあかんから、早めに取りに行こう。

けど、早めに取りに行って、ふたあくんかしら。めっちゃ熱いからあけへんのんちゃうん。

かぱっ。あいたわ。あっつ。


はあ～～～やっと寝れる・・・