今シーズン三度目の ポピー☆
満開デス!
カラッと爽やかな 五月らしい ポピー日和の一日でした
「えびね・やまゆり園」で 愛らしい山野草たちに 沢山出会いました。
まず、オドリコソウ(踊り子草)
シソ科
笠を被った踊り子の 姿を連想させる と いうので、この名。
タツナミソウ(立浪草)
シソ科
これは 薄紫色。 白花も ありました。
ヤマブキソウ(山吹草)
ケシ科
ヤマブキ(山吹)の花に 似ている と いうので、この名。
因みに 実が生ります。 別名:クサヤマブキ(草山吹)
イカリソウ(錨草)
メギ科
船の錨のような姿から、この名とか。
右は 花が 少し丸っこい バイカイカリソウ(梅花錨草)?
そして、久しぶりに 会えた~
キンラン(金蘭)
ラン科
晴れた日は 鮮やかな黄色い花が 上向きに咲き 、曇りや
雨の日には 閉じてしまいます。 絶滅が危惧される植物。
フタリシズカ(二人静)
センリョウ科
花穂が 1~複数本伸びて 白い小さな花を 咲かせます。
静御前と その亡霊の舞姿に なぞらえて、この名。
シライトソウ(白糸草)
シュロソウ科
山地の木蔭などに 生育。
花は 下から上へと 咲き上って ブラシ状になります。
アマドコロ(甘野老)
ユリ科
ナルコユリ(鳴子百合)や ホウチャクソウ(法鐸草)などと
よく似ていて 区別が難しいのですが、茎が 四角いのが特徴。
さらに・・ ジャーン!
クマガイソウ(熊谷草)
ラン科
特異な花姿を、ご存じ 一の谷の合戦で活躍した 武将 熊谷直実が
背負っていた 母衣(ほろ)に 見立てて、この名。
ムサシアブミ(武蔵鐙)
サトイモ科
仏炎苞が 乗馬の鐙に似ている と いうところから、この名。
みんな 久しぶりに出会った 懐かしい植物たち
もう 山道歩きは しなくなったけど、‘猫’にとって 此処は
ちょっと その気分になったりする 嬉しい場所です。
藤沢にある「えびね・やまゆり園」では 今 エビネが 沢山咲いて
散策しながら 色々な花色を 楽しむことができます。
エビネ(海老根)は ラン科の多年草で、春になると 株の中心から
1~3本の花茎が伸び、10~30輪の花が 穂のようになって 咲きます。
地下の バルブと呼ばれる 偽球茎が 連なっている様子が
海老に似ている と いうところから、この名とか。
こんなに 色々なエビネを見たのは 今回 初めてです。
国内には エビネの愛好家が 多くいらっしゃる と 聞きましたが
でしょうね~ と 頷ける気が しました。
先日のこと
散歩の途中、何でもない道の片側が 崖になっている所で
何気なく 見上げたら・・あ、あの 垂れ下がってる白いの、何?
わーい、見つけたゾ!
シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)~
キンポウゲ科
4~5月頃 新しい枝に 丸っこいお椀を伏せたような形の
4弁の白い花を 咲かせます。 日本固有種。
花色は、蕾の頃は 緑がかった ごく淡い黄色で、やがて 白色に。
花弁のように 見えるのは 萼片だそうです。
半鐘蔓は「水辺公園」にもあって、最奥の池の付近が 一般開放
されるとき 楽しみに行くのですが、花には なかなか 会えません。
今回 思いがけず、しかも こんなに沢山 咲いているのを 見られて
ホントに ラッキーでした。 だから 散歩が 好き~~♪
今日は 気持ちよく晴れたので、今週末 催される予定の
「牡丹まつり」より ひと足早く「龍華寺」さんを 訪ねました。
「 知足山 弥勒院 龍華寺 」
真言宗の準別格本山です。
創建:1189(文治5)年
開山: 文覚上人
開基: 源頼朝
本尊: 大日如来
ステキな 花手水
綺麗に咲いていましたが、花数が 例年に比べて 少ない気が・・
やはり今年は 牡丹の開花も 例年より 早かったようですね。
「牡丹まつり」まで 大丈夫かな~ と 少し 心配しながら・・
山門近くの 御室桜が 満開でした☆
「浅間神社」への上り口の ニリンソウ(二輪草)が
今年も たくさん咲きました☆
ほかにも・・
スミレ(菫)
ムラサキハナナ(紫花菜) ムラサキケマン(紫華鬘)
人けの無い こんな場所にも ひっそりと 春の訪れ
一昨日まで 開催されていた「二輪草観察会」には 行けませんでしたが、
もう そんな季節になったんだなぁ・・と いうことで「水辺公園」へ☆
まだ 桜が 残っていますね~
八重桜も 咲いています。
奥の池の方へ 行ってみましょう。
アケビ(木通)
アケビ科
タチヤナギ(立柳)
ヤナギ科
高さが 10~15mにも成長する 木だそうです。
そして、ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科
2輪 仲良く
ホタルカズラ(蛍葛)
ムラサキ科
咲き始めの 赤紫色から コバルトブルー へと 花色が変化します。
中心から 放射状に伸びる 白い線を 蛍の光になぞらえて、この名。
シロヤマブキ(白山吹)
バラ科
黄色い山吹は 4弁花、白山吹は 5弁花。
ショカツサイ(諸葛菜)
アブラナ科
別名:ムラサキハナナ(紫花菜)
ハナダイコン(花大根)
今年は いろんな植物の開花が 例年より早いですよね!
フラワーセンターでも こんな花が もう 見頃に
シャクナゲ(石楠花)
ツツジ科
ゲンカイツツジ(玄海躑躅)
ツツジ科
「牡丹園」でも ぼつぼつ 咲いています☆
桃源郷
蘭州暮色 栗皮香
朱牡丹
そうそう、
先月末に グリーンハウス(温室)で 初めて見た アガベ 。
その時は まだ 蕾だったけれど・・
3月末のアガベ
(リュウゼツラン科)
開花していました~
一生に一度だけ 開花し、
咲いた後は 枯死してしまうのだとか・・
植物の 栄枯盛衰? を 垣間見たような 気になりました
今年のお花見は 天候には あまり 恵まれなかったけれど、
色々な品種の桜が 次々 咲いてくれるのが 見られて
存分に 堪能することが できました!
王昭君 桐ヶ谷
白妙
妹背
手弱女 嵐山
時折の風に 花吹雪を浴びながら、今回が 納めのお花見・・かな?
ソメイヨシノが そろそろ終盤に さし掛かる頃になると、サトザクラの出番。
鎌倉の大船フラワーセンターで 色々な品種が 姸を競っています。
なかでも、珍しい 緑色の桜
「御衣黄(ぎょいこう)」
オオシマザクラ系の サトザクラの仲間。
花の色を 昔の貴人の 装束の色になぞらえて、この名。満開になると
中央に 赤い線が現われ、やがて花色は 次第に 黄色味を帯びてきます。
今はまだ 咲き始めで 鮮やかな緑色です☆
「 鬱金(ウコン)」
サトザクラの 園芸品種。
花色は 御衣黄より淡い 黄緑色の 八重咲きです。
ウコン染のような 色合いから、この名。
推定樹齢 80年以上とされる ソメイヨシノの
大樹の下では、お花見の賑わい♪
散らずに 週末までもってくれて 良かったですね!
やっと 待ちに待った お花見日和デス
「称名寺」の参道は 桜のトンネル
人の流れが 途絶えません☆
仁王門
阿字ヶ池には
舞い落ちる 花びらが・・
反橋
金堂
これから 新緑・黄菖蒲・彼岸花・黄葉・紅葉・・と、どの季節も
絵になる 素敵な景観を 折々に 楽しませて貰いに 参りましょう
今日も 曇り空ですぅ・・
小雨が パラッと落ちてきた かと 思えば、時には チラリと
陽が射したり 定まらない 空模様だけど、花は 待ってくれない・・
岩戸の 桜並木
桜の季節は 曇りでも 路駐が多いので、人出の少ない朝のうちに
通研通りの 桜並木
こちらも 車の往来が少ない 今のうちに!
時折 強い風が吹いて 花びらが はらはらと・・
週末までは 無理かな?
生憎の 花曇り・・でも 少し晴れ間が 見えてきたので、
近場を ぶら~り お花見散歩
ヤマザクラが 山の上まで 覆っています☆
「花の国」入口の 桜並木
胴吹き桜
直接 木の幹に 葉や花を 付けます。
根から 吸収した水分を 上部まで上げられなくなった 老木が、
エネルギーを振り絞り 光合成を行おうとして 発生するのだとか。
健気というか したたかというか、スゴイ生命力の証!
こちらの桜も 満開になりました~
コロナが 落ち着いているので、今年は 会いに行きました。
3年ぶりです~
横浜・清水ヶ丘公園
コブシ(辛夷)の花が とても良い香り☆
そして、
ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)
「寒緋桜」と ヤマザクラの変種「兼六園熊谷」の交配で生まれた
‘浜っ子桜’。 その美しい名に惹かれて 初めて 此処を 訪れてから
コロナ前は 毎年 楽しみに、また 原木に会いに 本牧山頂公園 へも
行ったりしていて・・今回は ホントに 久しぶりの再会
広場の向こうの ソメイヨシノも 大分 咲いてきました。
今日は 暖かくて 絶好のお花見日和でしたね☆
そして、
侍ジャパン 優勝 おめでとう!!
拝借画像
朱・赤・ピンク・白など 春を賑やかに彩る 木瓜の花を
この時季 あちらこちらで よく見かけます。
「 朱の木瓜に 白も咲くゆゑ うららなり 」 秋櫻子
原産は 中国。
日本に渡来した 時期は古く、平安時代とか。
江戸時代頃になって 広く 栽培されるように なったようです。
秋に生る 実の形が 瓜のようだから と、この名。
花期は 3~4月頃。
11月頃から咲きだす「寒木瓜」や、山地などで見かける
オレンジ色の花で 丈が低く トゲのある「草木瓜」も あります。
緑がかった白色で とても素敵です
バラの花みたい(バラ科ですもんね)
「 土近くまで ひしひしと 木瓜の花 」 虚子