京急金沢八景駅前からR16 を右へ進み、右折してから更に暫く歩いて
「朝夷奈切通200m」の標識を左へ入っていくと、やがて山道に入ります。
ここが、横浜市~鎌倉市を結ぶ全長1.5kmの「朝比奈切通し」です。
1241(仁治2)年 鎌倉幕府三代執権 北条泰時の指揮で開かれました。
完成があまりにも早かったため、任に当たった朝比奈三郎義秀が
一夜で切り開いたとの伝説を生み、この名の由来となったとか。
一車線ほどの道幅のひっそり薄暗い坂道を上って行きます。
何度来ても決して歩きやすいとは言えない道ですが、
静かで味のある道で 私はかなり気に入っています。
(とはいえ、結構ビビリなので絶対独りでは来ません!)
この辺りは湧水の豊富な所で、ゴロゴロした石の間を常に
水が流れています。 滑らないようにゆっくり ゆっくり・・
道端に苔むしたお地蔵様 更に左手の岩には磨崖仏
往時も、人々は道中の安全を祈りながら通ったのでしょうか。
道はやがて下り勾配となり、下りきった所の左手に
「三郎の滝」と呼ばれる小さな滝と石碑があります。
ここから左に行くと白梅の美しい果樹園があります。
本当は梅の季節に行こうと思っていたのですが、雨が
降ったり友達との調整がつかず時期を逃しました・・
来年こそ!(オニが笑ってる?)
きょうは右手の十二所方面へ向かいましょう。
水の流れに沿って歩いていくと、三叉路近くに小さな筧。
「太刀洗いの水」と呼ばれています。
梶原景時が、主君源頼朝に対する態度が不遜な上総介広常を
囲碁にかこつけて斬殺し、血刀をここで洗ったと伝わっています。
先程 切通しに入る前の場所に、その上総介広常の小さな
供養塔(墓?)がありました。その辺りに屋敷があったようです。
十二所バス停に出てきました。ここからバスで
鎌倉駅まで行けるのですが・・勿論歩きます!(笑)
「岩蔵山光触寺」
鎌倉三十三所観音霊場第七番御札所の時宗のお寺です。
境内に一遍上人の像がありました。
ご本尊は鎌倉期 運慶作の阿弥陀如来。拝観したことはありませんが
「頬焼け阿弥陀」と称し、盗みの疑いをかけられた法師の身代わりと
なって頬に焼印を押されたという話が伝わっているそうです。
境内の一隅にある「塩嘗地蔵尊」
六浦(横浜)の塩売りが鎌倉に入るたびに初穂料として供えた
塩が帰路になくなっていたことから、その名がついたそうです。
元々は山門の外にあったのを、境内にお堂を建てて移したとか。
光触寺を出て、あとは鎌倉駅まで
ぶらりぶらりと 19,715歩
歩いてこそ見られるものが多いですが
2万歩ですか~!
(近くの総合病院の整形外科でもらってきた消炎鎮痛薬とシップの治療をもう3週間続けていますが、年のせいか、まだ起きたときは足をふんばれなくて、布団をしまうのがそれはそれは大変。あちこちつかまりながらご飯の支度をしているうちにだんだん慣れてきます。そしてクスリが効いて歩きやすくなったときに、往復600歩のスーパーに行っています。明日、バスと電車…どちらも一区間、を利用して個人経営の整形外科医院に行ってみようと思っています。)
神経が痛むのだろうとのことでリハビリを受けることになりました。
おかしな歩き方ですが、人目をきにせずに…。
徐々に普通の歩き方に近づければいいなと。
2万歩夢でなくなるようにしたいものです。
それをうかがって夜猫子もホッ! よかったです!!
若者のように直ぐにとはいかなくて歯痒いかもしれないけれど
焦らずじっくり600歩を積み重ねていけば、きっとまた軽々と歩けますよ。
リハビリがんばって! kikyoさん、ファイト