スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

住宅街の母子像

2012-03-04 | 横浜


散歩をしていると、思いがけない場所で
思いがけない出会いがあったりするものです☆


京急線「金沢八景」駅から、平潟湾沿いに歩いていると
右手に、瀟洒な家々が立ち並ぶ住宅街がありました。
で、ちょっと寄り道して・・



モダンな邸宅が並ぶ中に、こんなものが・・
あるお宅のフェンス内に立つ2体のお地蔵さま。

台座には「産屋地蔵尊」と刻まれてあります。
1体は比較的新しいですが、奥の1体は少し古いもののようです。

特に説明板もないし、この家個人のものかもしれません。
ご当主が我が子の安産を願って建立されたのでしょうか?




さらに歩いて行くと・・

十字路の中央にロータリーがあり、彫像が立っていました。


この辺りは嘗て平潟湾の中心部でしたが、埋め立てられて住宅地となり
造成の完成記念に、町のシンボルとしてこの像が建立されたそうです。

像の制作者は、彫刻家 清水多嘉示氏(1897-1981)で
氏は大戦時に従軍画家として中国に派遣され、その時の経験から
平和への願いを込めて制作した母子像で、これと同じブロンズ像が
八ヶ岳美術館など氏の故郷である長野県内に、あと3体存在するとか。



どんな縁で、この像だけが遠く離れたこの場所にあるのでしょうね?
そう聞いてみると、どこか憂い顔に見える母子像です・・


12,276歩



コメント    この記事についてブログを書く
« 今日は晴れました♪ | トップ | 鎌倉・大巧寺の花 »

コメントを投稿

横浜」カテゴリの最新記事