日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

伝統の三九郎

2015年01月13日 08時11分41秒 | 日記
12日の成人の日はこの地区は三九郎の日でした。
このあたりの成人式は10日の土曜日11日の日曜日に
成人式を行う町村が多く、12日の祭日は、この地区
の伝統行事である「三九郎」が執り行われた。
朝子供たちがPTAや区の役員とともに正月飾りの
松や注連縄を集め、地域内の小学校グランドに持って
それを円錐状に作り上げて、それに火を放って燃やす
その時に、皆各家から持ってきた柳の木の枝に吊る
された繭玉を・・焼いて食べます。
これで今年一年間無病息災で安心して暮らせます。
繭玉は白赤黄色や緑とカラフルなんですが、観て
お判りのとおり、みんな一つずつ薄いアルミホイルに
包まれて、火の中で黒くなったりしないようにいて・
現代的に衛生にも配慮されているようです。
私らの小さなころはとてもそんなものありませんので
カラフルの繭玉そのものを時間かけてじんわりと焼い
て少々黒くても平気で食べていました。
地域の多くの皆さんが、このような伝統を守って
くれていることは、ありがたいことです
そして大人も子供もこの火に当たって繭玉を食べて
皆無病息災のいい年になって欲しいと思います
このあたりでは「三九郎」と呼びますが木曽地域は
ドンド焼き・・と呼んでいるようです 〔新聞参照〕



































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コメント (12)
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