日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

田老地区ほか

2015年01月29日 07時49分59秒 | 日記
宮古駅前居酒屋のご主人の話では、お隣の田老
地区の話をしてくれて、つり仲間やたくさんの
知り合いが亡くなって数日後に田老地区を訪れ
たが・・犠牲者の半分も見つからずに、
**俺が歩いていた土の下に何人が埋まって
いたのか??**と目頭を押さえていました。
仲のよかった漁師さんも亡くなって美味しい魚
の仕入れにも困ったりしたときがあって今は魚
が美味しい時期なんだが・・その復旧工事で漁業
も思い通りにはならないようです。現場は大型
クレーンやその大きなコンクリートブロックが
街のあちらこちらで作業をして活気を呈している
ように感じましたが、地元の人たちには特段の
恩恵は無いようです。そして都会からきた大手の
不動産屋さんが、土地を二束三文で買漁っている
ようですこの辺りでは一番被害の大きかった
田老の春はまだまだ先・・そして宮古の街中も
空き店舗、売り店舗とシャッター街とまでは行か
なくとも寂しい街となりつつあります。
主な景勝地の浄土ヶ浜も冬季は閉鎖でも、30分
に一本位巡回バスがあってもいいと感じます、
駅からタクシーで片道1600円くらいとか・・交通
の便がそれなり・だから経済や復興もそれなりで
明るい感じうけませんでした。
三陸鉄道の駅舎は明るい色、JRの駅舎は地味すぎ
でそんなJR宮古駅から山田線で盛岡に向かった
あと一月半で震災から4年を迎えます。私も少々
の募金とたった二日間のボランテイァで震災の
復興に寄与したかのごとく幻想に駆られていま
したが、各地の復興の思いはマチマチでそれを
担う若者たちが、なんとなく元気の無いのが・・
今の感想です。4年を迎えてもう一度この三陸を
これからの視点で考え直してみる必要を強く感じ
被災地訪問の課題を・・ひとまず終わります。














































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コメント (8)
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