日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

いよいよ 田舎のお盆

2015年08月12日 08時02分45秒 | 日記
明日からはコチラ田舎流の月遅れのお盆です。田舎
の会社はお休みになったりして、都会に出て行った
人たちが帰省したりして、田舎が少し賑やかになり
ます、学校行事や、公民館活動もこの期間はお休み
ところで頂いたマガジンからこのお盆の時期の紹介

お盆の時期は冥界(死後の世界)の裁判官・閻魔王
もお休みで、地獄の窯の蓋が開くため、霊魂がこの
世とあの世を行き来することが可能になります。
ご先祖様の霊魂を迎えるため、8月13日には迎え火
を焚きます。この世とあの世を行き来するための乗
り物として、きゅうりは足の速い馬、ナスを歩みの
遅い牛に見立てた「精霊馬(しょうりょううま)」を
信州では用意してお盆を迎えます。
きゅうりの馬はあの世から早く家に戻って来られる
ようにとの願いが込められています。ナスの牛はゆ
っくり帰ってもらいたいとの計らいで、たくさんの
供物を牛に積んであの世へ持ち帰ってもらうためだ
そうです。
ちなみに閻魔王(閻魔大王、閻魔様)は人類最初の
死者で、死んだ後に天界を支配するようになります
が、死者を裁くという役割を担うようになり、しだ
いに冥界・地獄の王として性格づけされ今日に至り
ます。
宗旨によって考え方は様々ですが、人は死後、仏に
なる為にあの世を目指すとされますその道程の所々
具体的には7日目(初七日)に秦広王(しんこうお
う)、14日目(二七日:ふたなのか)は初江王(し
ょこうおう)49日目(七七日:なななのか)には泰
山王といった具合に、7日ごとに死者を裁く十尊
(十王)が死者の生前の罪の多寡に鑑み、審判を下
すとされており、閻魔王は35日目(五七日:いつな
のか)に現れる冥官です。
なお、閻魔王の本地(本来の仏・姿)は地蔵菩薩で
あるとされ、地蔵菩薩の化身ともされています。
それ故に、24日の地蔵盆までを「お盆」としている
ところもあります。
すばらしいと思うのは、現世の罪を裁く冥官と衆生
を救済する菩薩が一体であるという考え方で、閻魔
王は地蔵菩薩として現世での人々の行いをつぶさに
見ているが故に、死者を正しく裁くことができると
され、閻魔王が地蔵菩薩であればこそ救済の道も残
されているとのことで、人道的ですね。
























コメント (8)
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