今朝は気温が氷点下2度で穏やかな暖かさを感
じる朝で、空は曇り空の信州です。
今年の干支は亥、そのいのししに乗る有名な神
に摩利支天(まりしてん)がいます。帝釈天が
阿修羅と戦った際に、月と太陽の光を守ったの
が摩利支天だそうです。
古来、軍神としては毘沙門天(多聞天)が名高
く、毘沙門天の化身とまで言われた上杉謙信の
他、謙信のライバルであった信玄も毘沙門天を
崇め、他の多くの武将にも信仰がありました。
当時、毘沙門天と同等あるいはそれ以上に武将
たちの崇敬を集めていたのが摩利支天です。
毘沙門天への信仰が像そのものを対象としたの
に比べ摩利支天の場合は梵字(ぼんじ)や真言
(呪文)が信仰の対象であったために後世での
印象が薄くなりましたが、摩利支天は楠木正成
毛利元就、山本勘助、前田利家、島津義弘、と
徳川家康らの信仰の他、忠臣蔵の大石内蔵助が
護持仏としていたことでも知られています。
摩利支天は日月の光や陽炎(かげろう)を神格
化したものです。光や陽炎には実体がなくそれ
故に捕えること能わず傷も付かない。そのこと
が武士の信仰を集めた由縁であり、南北朝時代
の武将が摩利支天の加護によって命を拾ったと
いう故事も信仰を後押しました。
桶狭間や関が原の戦いを例に出すまでもなくデ
ータ上は負けるはずのない側が負け、圧倒的に
不利な方が勝利するという、人知の及ばない事
が度々起こるのが「合戦」です。人知が及ばな
い、故に「神仏のご加護」や「天運」というも
のを強く意識するようになり、そのことがこう
いった信仰に結びついていったと考えられます。
但しそこは、「神仏を尊びて、神仏を頼らず」
(宮本武蔵)で、神仏に依存するのではなく、
見方につけるといった意味合いが大きく、本分
を全うし(自分のやるべきことをやりきる)その
上でご加護くださいということであったのだろう
と思います。私の昨日の読んだ書籍からかいつ
まんで認めましたが、いつも自分の為すべき事
も十分にせずに、いつも神頼みばかりの自分を
反省して、神仏に頼む前にもう一度考えてみたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/41/d47e958c07cc343b9afe8da09c9a8c88.jpg)
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じる朝で、空は曇り空の信州です。
今年の干支は亥、そのいのししに乗る有名な神
に摩利支天(まりしてん)がいます。帝釈天が
阿修羅と戦った際に、月と太陽の光を守ったの
が摩利支天だそうです。
古来、軍神としては毘沙門天(多聞天)が名高
く、毘沙門天の化身とまで言われた上杉謙信の
他、謙信のライバルであった信玄も毘沙門天を
崇め、他の多くの武将にも信仰がありました。
当時、毘沙門天と同等あるいはそれ以上に武将
たちの崇敬を集めていたのが摩利支天です。
毘沙門天への信仰が像そのものを対象としたの
に比べ摩利支天の場合は梵字(ぼんじ)や真言
(呪文)が信仰の対象であったために後世での
印象が薄くなりましたが、摩利支天は楠木正成
毛利元就、山本勘助、前田利家、島津義弘、と
徳川家康らの信仰の他、忠臣蔵の大石内蔵助が
護持仏としていたことでも知られています。
摩利支天は日月の光や陽炎(かげろう)を神格
化したものです。光や陽炎には実体がなくそれ
故に捕えること能わず傷も付かない。そのこと
が武士の信仰を集めた由縁であり、南北朝時代
の武将が摩利支天の加護によって命を拾ったと
いう故事も信仰を後押しました。
桶狭間や関が原の戦いを例に出すまでもなくデ
ータ上は負けるはずのない側が負け、圧倒的に
不利な方が勝利するという、人知の及ばない事
が度々起こるのが「合戦」です。人知が及ばな
い、故に「神仏のご加護」や「天運」というも
のを強く意識するようになり、そのことがこう
いった信仰に結びついていったと考えられます。
但しそこは、「神仏を尊びて、神仏を頼らず」
(宮本武蔵)で、神仏に依存するのではなく、
見方につけるといった意味合いが大きく、本分
を全うし(自分のやるべきことをやりきる)その
上でご加護くださいということであったのだろう
と思います。私の昨日の読んだ書籍からかいつ
まんで認めましたが、いつも自分の為すべき事
も十分にせずに、いつも神頼みばかりの自分を
反省して、神仏に頼む前にもう一度考えてみたい
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