日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

過酷な司法判断に・・がっかり

2022年11月04日 07時56分23秒 | Weblog
今朝の信州の気温はなんと8度曇り空で朝から暗くwalking
も汗ばむほどの気温です。昨年の今日は3度でしたから5
度も気温が高いので汗ばむはずですね~
先日、県立西宮病院で認知症患者が転倒、の事故に関する
裁判で、神戸地方裁判所は、その患者が転倒し重い障害が
発生することに対する予見ができたはずとして、神戸地裁
は県立病院に532万円賠償を命ずる判決を言い渡した。
87歳の高齢の認知症患者が、看護師に付き添われトイレに
入った。看護師は高齢の認知症男性が用を足す間に、別室
患者に呼び出されて排便介助に対応していた、そのすきに
高齢認知症男性はトイレを出て廊下を1人で歩きして転倒
して重い障害が発生した。判決でいう通りその事故が発生
する予見は出来たが・・本来このようなことで病院に賠償
責任を負わせると病院もこれからガードが固くなって広域
な医療活動に相当な制限がかかってしまいます。本来なら
ば、確かに病院の過失はあったが、認知症高齢患者の勝手
な振る舞いも踏まえて情状酌量が無難ではないでしょうか
87歳という高齢なこともありその高齢者に対する医療現場
の喧騒などもすべて考慮の上の判決なんだろうか・・
今後認知症高齢者のトイレは、全部ベットでするとか、一
人の患者がトイレに長い時間かかっても、そこでず~と外
で待っていろとか、司法の判断も現場の状況を知らずにそ
の判決をしているような気がしてならない。
これから、我々も介護や看護を受ける側で、おちおち一人
でトイレにも行かせてもらえない。病院でなくても我々も
いつも転倒している今度から転倒するなら病院の中で転倒
しましょうなんてことにならなければいいのだが・・
ちょっぴり病院や看護師が可愛そうな判決に、我々もこれ
からお世話になるかもしれない医療介護に関する問題だけ
にちょっと考えさせられた。



















コメント (8)
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