今朝の信州は、気温が氷点下6度でいつもの大寒に戻り
ました。前日までの春のような陽気から急激な寒さに
戸惑いながらの朝でした、空は曇です。
大寒もいよいよ明日までとなり、明日は待ちに待った
節分です、この時期信州では凍り餅づくりが盛んにな
ります。ところが今年もなんか凍り餅づくりの農家の
皆さんが少なくなったような気がします。
最近はあまりこの言葉も聞かなくなってきましたね~
凍り餅とは、餅を水に浸して凍らせたものを寒風に晒
して乾燥させた保存食の一つです。別名は干し餅とか
凍み餅、とか言われることもあるようですがここ信州
では、凍り餅(こおりもち)と呼んでます。
Wikによれば、古くは鎌倉時代の発祥で主に東北地方か
ら信越地方(安曇野から諏訪湖畔一帯の中南信地方)に
かけての寒冷地で作られ、飢饉に対する備蓄食や日常
食として利用されてきた。伝統的に小正月前後に搗い
た餅や残った餅を氷餅として加工して田植えの時期や
むけ節句(6月1日)の際に食する地方が多い。江戸時
代の一時期には一般庶民の私的製造が禁止されていた
事もあるが明治時代になって再開されたとする研究が
ある。糒(ほしい)と同じように水で戻してから加熱し餅
として食する他、炒って食したり、乾燥状態のまま細
かく砕いて和菓子の原料とする場合もある。
今のような、一年のうち最も寒い時期に製造されるが、
出来映えには気象条件が大きく影響する。特に炊飯に
は向かない屑米を粉末状にして牛蒡やオヤマボクチなど
の粉と混ぜて餅を作ってそれを原料とする場合もある。
副原料として加えられるゴボウやオヤマボクチは、乾燥
時に生じる割れを抑制する目的と考えられている。
適当な大きさに切った餅を水に浸けてから寒気に晒し
凍結・乾燥を繰り返し1ヶ月程度かけて乾燥させる
そんな時期は、いつも節分前後です。









