今朝も暖かな信州の朝です、気温は2度南の風が強く
今日は南の山際を歩いてきましたが、意外と雪解けが
進んできていました。
今、国会で岸田総理が窮地に立たされていますが、残念
ですが身から出た錆、言い訳も二世議員独特の言葉が
不信感を更に募らせます。
安倍派をめぐる「政治とカネ」の問題は、今の国会議
員たちの該当者に大きな混乱と不安を広めています。
それはひとえに、総理自らが自分の政治団体の弱みを
抱えながらの答弁なので、政治倫理審査会 を開催して
も真っ先に俎上に上がらねばならない??ということは
ないでしょうが、政治の世界のもう一つの安倍派の話
故安倍元総理が政党支部や政治団体などに残していた
政治資金、生前に開いたパーティー券収入などの約3億
4000万円が、死後「寄付金」という名目で安倍の資金
管理団体「晋和会」に集められ、そのまま昭恵夫人が
非課税で引き継いでいたという件です。
昭恵夫人が引き継いだカネのなかには、自民党山口県
第4選挙区支部に残されていた1億3700万円の資金も
含まれていて、自民党は山口第4区で吉田真次衆院議員
を選出しているため、本来なら同支部はその吉田議員
に引き継がれるのが筋らしいが、資金の整理が行われ
てさっさと解散しています。吉田議員は、統一協会に
関与していて次期当選は微妙な情勢の様です。
問題は、政党助成法により、党支部を解散した場合に、
政党交付金の残金を国庫に返還する必要があるという
ことなんですが、支部には政党交付金の残金が3080万
円あったが、昭恵夫人はこれを返還せずに2022年末ま
でに全額使い切っていた。
「私人」と閣議決定された昭恵夫人が政党交付金を流
用し政治資金使途報告書には、事務所の閉鎖にかかる
費用が計上されているが、人件費は前年の2倍以上にあ
たる2130万円にものぼる。人件費の内訳は記載する義
務がないため、誰にいくら支払われたのかはわからない。
昭恵夫人と言えば、2017年の森友学園問題で、責任を
回避するために、むりやり屁理屈をこねくりまわして
「首相夫人は私人である」とわざわざ閣議決定された
記憶がよみがえる。私人であり、国会議員に立候補する
意思もない人間が、政治資金をそっくり相続して、し
かも、税金が原資となっている政党交付金を勝手に使
いまわしていたわけです。
ただ、政党交付金を返納せずに使い切ったからといって
法的に罰せられる仕組みはなく、そもそも政治団体の
解散に関する手続きや手順が法律で定まってなく、政
治活動の実態が不確かなままでも、資金集めや資金還
流を行うことができるようになっているらしい。
昭恵夫人に対しては、「一般人は、遺産相続のときに
相続税を納めているのに、多額の政治資金を非課税で
受け取っているなんてずるい!」という怒りの声が起
きても・・我々庶民には、手も足も出ません、いまの
選挙システムでは、余程の事がない限り自民党が勝つ
システムになっていますから、自民党の天下に変わり
ありません、なので岸田総理は、政治倫理審査会やそ
の証人喚問なども国会に委ねる、と言い逃れしてなん
とも歯切れの悪い答弁を繰り返しています。なんとも
今は国会議員が国会議員のための国政を為していると
しか思えません。
そんな中で、敢えて私の提言は文書交通費はじめ総て
収支をみなし法人申告方式で課税、政治団体活動費も
法人税課税、そして相続にもすべて課税を義務づける
我々国民は、皆課税されているのに国会議員の特例は
おかしいですよね、そして選挙制度の改革です。






