日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

いよいよ今日は、節分です

2024年02月03日 09時09分21秒 | Weblog
今朝の信州、気温は氷点下8度、体が春模様になって
きたせいなのか、格別に寒く感じました。でも明日か
ら春ですから、この大寒も最後と思うとなんとも惜し
いような感じで歩いてきました。
節分には「節分いわし」を飾る地域がるようですが、私
の信州では鰯の頭を串にさして、身の方は食べます。
節分いわしとは、柊の葉がついた枝に、焼いたいわし
の頭を刺したものです。これを節分の時期に玄関先に
飾ります。地域によっては「ひいらぎいわし」とか
「焼嗅(やいかがし)」「柊刺し(ひいらぎさし)」
とも呼ぶところもあるようです。この風習は平安時代
から行われていたのだそうです。
なぜいわしの頭を飾るのかというと、鬼はいわしの独特
の匂いが嫌いのようです。同時に節分いわしに使う柊
の葉はトゲトゲしていて触ると痛いので、鬼の目を刺
して嫌がらせる、という意味があるといわれています。
そのことから、玄関先に節分いわしを飾ることで、鬼
が家の中に侵入するのを防ぐ、鬼を寄せ付けないという
「魔除け」の意味があるのです。諺で「鰯の頭も信心
から」という諺は、節分いわしが由来です。その意味
は「鰯の頭のような些細なものでも、それを素晴らし
いものであると信じ込むことで、つまらないものも尊
く思えてしまうこと」という意味のようです。
この節分鰯は全国で行われている風習ではなくて、主
に関西地方を中心とした西日本で行われているようで
すが、東北や関東、甲信越、東海地方の一部でも見ら
れるようです。

写真は1月26日満月のあと28日の朝模様です












コメント (10)
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