今朝の信州は気温が5度、一寸肌寒く感じる春の朝を
町内を一回り歩いて見ました。町内にある公園の桜も
五分咲きで小さな樹々はすでに満開で、人間と同じで
若者は元気ですね~。昨日、市内の塩尻市役所周辺の
桜を撮りに行ってみました。その内自慢の枝垂れ桜を
披露してみます。
この枝垂れ桜、塩尻市大門七番町にある塩尻市役所の
前庭に咲いていて樹齢100年超と言われている枝垂れ桜
株立状の二本立ちの樹で、傘状のひとつの樹のような
雄大な樹冠となっています。まだ夜間ライトアップの
準備はしてませんでしたが、夜桜も楽しめます。
この桜は、この場所に1911年に創立された農学校の
時代に植えられたと言われます。今は塩尻志学館高校
と言われます、その校名は孔子の論語にある『吾十有
五而志于学』(吾十有五ニシテ学ニ志ス)に基づいて
いるようです。2000年(平成12年)に長野県初の総合
学科を設置し、塩尻の特産であるブドウを原料とした
ワインを1943年(昭和18年)より醸造、「KIKYOワイン」
のブランドで知られて学校祭などで販売され超人気で
手に入りにくい。この学校の変遷は古くて変わってます
1910年 - 東筑摩郡立南部乙種農学校設置認可。
1911年 - 東筑摩郡立南部乙種農学校開校。
1914年 - 東筑摩郡立農学校と改称。
1922年 - 甲種県立となり長野県東筑摩農学校に改称。
1928年 - 長野県塩尻実科高等女学校開校。
1938年 - 長野県塩尻高等女学校と改称。
1948年 - 学制改革により東筑摩農学校が長野県東筑摩
農業高等学校、塩尻高等女学校が長野県塩尻
高等学校となる。
1949年 - 両校の統合により長野県桔梗ヶ原高等学校と
なる。
1965年 - 長野県塩尻高等学校と改称。
1994年 - 農業科、園芸科を廃止し、園芸経済科を設置。
2000年 - 長野県塩尻志学館高等学校と改称し、総合学
科を設置。それに伴い普通科、園芸経済科、
食品加工科、家政科の募集停止。
そして現在に至っていますが、これが私の母校です。
何度も学校名が変わった学校ですが、地元に多くの卒
業生先輩がいる事でも、有名です。その学校がこの桜
地にあった歴史をず~と100年以上見てきた桜です、私
の好きな桜の一つです。
今日はお義理で出かけますのでコメント、訪問はお休
みとさせていただきます。









