日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

成人の日

2025年01月13日 07時02分48秒 | Weblog
今朝の信州は気温が氷点下6度、平年並みの冬の信州
となりました。私たちの成人式は「国民の祝日に関す
る法律」(祝日法)に定められ、この法律は、1948年
(昭和23年)7月20日に公布されて即日施行されました 
かつて元服の儀(奈良時代以降、男子が成人になった
ことを示す儀式)が小正月に行われていたことにより
この時の祝日法は1月15日を成人の日と定めていました
しかし、以下の法改正によって平成12年(2000年)か
ら現在の「1月の第2月曜日」に変更されました。その
背景はハッピーマンデー制度の導入により制度の改正
が行われたようです。更にこの成人の日について日本
では、2022年4月1日の民法改正により、成人年齢が
20歳から18歳に引き下げられました。この改正により
18歳以上であれば、法定代理人の同意を得ずに契約締
結をはじめとした法律行為を行えるようになりました。
成人年齢が引き下げられた背景には、次のような理由
があったようです。
●  公職選挙法や憲法改正国民投票の投票権年齢が18歳
 と定められている
●  世界的にも、成人年齢は18歳とするのが主流となっ
 ている
但し、成人年齢が18歳になっても、飲酒や喫煙、競馬
などの公営競技に関する年齢制限は、これまでと変わ
らず20歳です。これは、健康面への影響や非行防止、
青少年保護等の観点から、20歳という年齢が維持され
ているためのようです。
成人とは、心身ともに十分に成長して一人前の「大人」
として社会的にも認知されている人を指します。
18歳の成年になるとできること
民法が定めている成年年齢は、「一人で契約をすること
ができる年齢」という意味と、「父母の親権に服さなく
なる年齢」という意味があります。成年に達すると、親
の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができ
るようになるということです。
例えば、携帯電話を契約する、一人暮らしの部屋を借
りる、クレジットカードをつくる、高額な商品を購入
したときにローンを組むといったとき、未成年の場合
は親の同意が必要です。しかし、成年に達すると、親
の同意がなくても、こうした契約が自分一人でできる
ようになります。また、親権に服さなくなるため、自
分の住む場所、進学や就職などの進路なども自分の
意思で決定できるようになります。
さらに、10年有効のパスポートを取得したり、公認
会計士や司法書士、行政書士などの資格を取得したり
することもできるようになります。
また、女性が結婚できる最低年齢は16歳から18歳に
引き上げられ、結婚できるのは男女ともに18歳以上
となりました。
 信州では昨日各地で「二十歳の集い」と称する20歳
の名実ともに大人となった年を各地でお祝いをしてい
ました。




写真は駒ケ岳ロープウェイ山頂駅周辺の続きです










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