風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

スパークエイダー

2007-07-27 10:24:48 | クルマ雑感
つくづく自分でも単細胞な人間だと思っています。

初代RX-7に乗っていた大学時代、
昭和シェル石油のテレビコマーシャルに、
アラン・プロストとアイルトン・セナが仲良く出演し、
スパークエイダーという添加剤入りのハイオクガソリン、
「フォーミュラシェル」の宣伝をしていたことがあります。

大のプロストファンの僕は、
コマーシャルを見てすっかりその気になり、
愛車セブンに「フォーミュラシェル」ばかり給油するようになりました。

実はロータリーエンジンは、
構造上「アンチノック性能」が高く、
オクタン価の高いガソリンを必要としないため、
レギュラーガソリン仕様だったのですが(2代目セブンもです)、
とにかくそのときは、
「プロストが宣伝しているガソリン以外は入れたくない」
とさえ思ったのでした。

僕にとっては、映画館で仁侠映画を見た後、
高倉健になった気分で、肩で風を切りながら街を歩くのと、
ほぼ似たような心境だったと思います。
なぜなら、セブンにフォーミュラシェルを入れただけで、
なんとなくプロストに近づけた気分で運転していましたから(笑)。

日本語版の「YouTube」で、
当時のコマーシャル映像を見つけたのでURLを貼っておきます。
かなり懐かしいです(笑)。
「昭和シェル石油―フォーミュラシェルCM(1988)」


※かつてのプロストとセナとの確執問題については、
セナが亡くなる前に本人同士が和解して水に流していますから、
このブログではあえて深く論ずる予定はありません。
ただ、プロストへの誤解が少しでも薄まって、
その偉業が日本で再評価されることを、
僕は心の底から願っています。
今後プロストについて書く際には、
そのあたりのことにも多少触れるかもしれませんが、
セナファンの方はどうかお気を悪くされないでください。
僕も、プロストを見習って、
セナのことをきちんと理解し直さなくてはいけないと思っています。

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