風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

オープン・ザ・ウィンドウ

2007-11-28 12:21:58 | クルマにまつわる思い出
真冬の寒い日に、クルマの窓を全開にして走り続けると、
冷たい風がすごい勢いで車内をかき回して、
とても寒くなってしまいます。

そんなことを、意味もなくやる人は少ないと思いますが、
パワーウィンドウが壊れて動かなくなったら、
窓を閉めたくても閉められないわけですから、
とにかく寒さをガマンするしかありません。

ポルシェ944に乗っていた頃のことです。
僕の944は、7年間の間に、
パワーウィンドウが左右一回ずつ故障しました。
ただし、自分のクルマの窓は、
2回とも閉まったまま動かなくなったので、
凍える思いをしたのはポルシェではありません。
それを修理に出したとき、代車で貸してもらった、
オンボロBMWのほうです。

かなり古い3シリーズのBMWで、
ボディはそれなりに剛性を保っていましたが、
なんとなく全体的に「ヤレた」感じになっていました。
ポルシェの部品を取り寄せるのに時間がかかったので、
確か1週間か10日くらいはそのBMWに乗っていました。
そして、たまたま友人と出かけた先で、窓が開いたまま閉まらなくなり、
あまりの寒さにブルブル震えながら運転するはめになってしまったのです。

こういうとき、僕は心のどこかで楽しさを感じています。
「通常ではない間抜けな状態」に、自分が置かれたことの滑稽さに、
笑いがこみ上げてきてしまうのです(笑)。

翌日、クルマ屋さんに持っていったところ、
そこのお兄さんはドアの内張りをはがして、
しばらく考え込んでいましたが
やがてその辺に転がっていた部品を組み込んで、
1時間もかからずに修理を終えてしまいました。
その真剣な様子からは、

「ボロ代車を直すのにお金も手間もかけたくない!」

という気迫が伝わってきました(笑)。

そんなに簡単に直るのなら、
ポルシェのパワーウィンドウも、
すぐに直ってよさそうな気がしましたが、
駄目になったパーツは専用のもので、
BMWとは壊れ方が違っていたため
同じようにはいかないとのことでした。

ポルシェの後に乗ったゴルフ3も、
パワーウィンドウが2回くらい壊れました。
現在の愛車であるゴルフ4ワゴンの窓は、
まだ一度も壊れていませんが、ネットで調べてみると、
やはりパワーウィンドウは弱点なのだそうです。

なるべく壊れないで済むように、窓の開閉は、
できるだけ慎重に行なっています(笑)。


☆窓は閉まったまま壊れてくれるほうが、何十倍もマシです(笑)。クルマを置いて離れられますし、暑くても寒くても、車内の温度はエアコンで調整できるからです☆

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