風の吹くまま

大好きな自動車について、思いついたことを投稿します。

ロールスかメルセデスか!

2009-02-02 23:07:39 | いろいろなクルマ
京都ヴィンテージカーフェスティバルには、
本当にバラエティあふれる旧車たちが集まっていました。
僕は基本的にスポーツカー、スポーティカー、GTカーが好きなので、
モーターショー的なものを見に行っても、
スポーツカー以外のコーナーをわざわざ見ることはまずありません。

しかし、ヴィンテージカーとなると話は違ってきます。
たとえスポーティカーでなくても、みんな味わい深くて、
それぞれの車種に関する知識は全然なくても、
眺めているだけで楽しくなってしまいます。

そんなわけで、今回はほぼ知識がないクルマたちを掲載します。
知識がないので、いつも以上にコメントが浅いと思いますが(笑)、
とにかくその個性的なスタイリングをご覧ください。

では対決第一弾!
タイトルどおり、ロールス・ロイスと、かなり昔のメルセデスがありましたが、
車種も年式も正確にはわかりませんでした。
ロールスはたぶん1960年代の「シルバークラウド」あたりだと思います。
メルセデスのほうは、ちょっとだけ調べてみたのですが、
おそらく1940年代の「170S」とかそういう車種のようです。
どっちも何だかよく分からないなりに、
とんでもなく圧倒的な、しかし落ち着き払った、
しかも気品にあふれたオーラが漂っています。
こんな雰囲気のクルマは、たぶん日本には存在しない気がします。






では本日の対決第2弾!
どうせなら思いっきりジャンルを変えたほうが面白いと思って、
昔懐かしい国産軽自動車を選びました。
車種は、ホンダN360(エヌッコロ)とスバル360(テントウムシ)!
どちらも僕が小学生の頃までは、街でたくさん見かけました。
詳しく知りませんが、これだけ印象に残っているということは、
どちらもかなりのヒット作だったものと想像します。
特にテントウムシは、今でもマニアの方がたくさんいらっしゃいますね。

2台とも、ロールスやメルセデスと同じ会場のすぐ近くで見ました。
ヴィンテージカーとしての価値という意味では、
間違いなく欧州車の圧勝だと思います。
しかし、この小さな車体にも、なんともいえない愛くるしさがあります。
そして、オーナーの方々からの「愛され度」に関しては、
世界的ヴィンテージカーにも絶対に負けていないはずです。





クルマの価値っていったい何なのか、改めて考えてみました。
結局は、思い切りわがままにその人の主観で決めていいような気がします。
きっといちばん大事なのは、その車をどれくらい愛せるか、
ということなのでしょう。
愛されたクルマは、日頃からきちんと手入れされて、
いつもフレッシュなオイルとワックスに満たされて、
幸せな一生を送れるはずです。

あ、でもこれらのうちどれか1台いただけるなら、
僕はロールス・ロイスがいいです(笑)。
一度でいいから、「伝説」とさえ言われる乗り心地を味わってみたいので。


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