「ドンツク、ドンドンツクツク」と太鼓の音がする 出てみると通りの前の「本成寺」からです。 今日は「お会式」だそうです「日蓮聖人」の徳を 讃えて、恩返しの供養として、しだれ桜を形取った 万灯を立て、纏を振り、団扇太鼓を打ち鳴らして 練り歩く大事な行事だそうです。
本成寺には、古河城主、土井家のお抱え医師として 活躍した、河口家のお墓があります。 代々オランダ医学を学び、そして河口信任は 歴史上初めて人体解剖をおこない日本最初の 脳と眼球の解剖を成し遂げ「解屍編」(かいしへん) を刊行しました。これは杉田玄白の解体新書より前の 出来ごとです。 いま歴史博物館では「河口家歴史資料の世界」を展示 しているので、行ってきました。 医の系譜河口家の人物列伝や 克明に描かれた「解屍編」の内容、当時の薬箱や医道具 等や書類、よくここまで保存されたと感心しました。
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