よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

閑話018(菜の花や月は東に日は西に)

2024-06-22 01:00:00 | 閑話
皆さん今日は満月(午前10時に月齢15.6で満月を迎えるとのこと)。
お天気の方は大丈夫でしょうか。
当地方は全く期待できない天気です(^^;

とフラグ立てたら、21日、夕方まで太陽も撮れない全天曇り空でしたが、
午後7時過ぎに薄曇りに、慌ててSeestar用意。山から出たての赤味がかった月(月齢14.9)をSeestarでパシャリ。

(Seestar60秒動画のスタック・画像処理、
Auto:Exp1ms・gain10→Manual:Exp1ms・gain5)
よし!(^_^)明日撮れなくてもこれで満足します。
そして夕食後、館長と一緒にお月見。
5倍双眼鏡(0.5諭吉)、2倍星座ビノ(2.5諭吉)、3倍星座モノ(0.8諭吉)で見比べ。見え味は値段順、月の模様は倍率順でした。(^_^)
全天薄曇りで天体望遠鏡は出す迄に至らず。

閑話休題
(画像は合成によるイメージ)
昨日のブログ(覚書023)に錆び付いた脳ミソが刺激されて、昔友人に出されたクイズを思い出しました。

問題)
『菜の花や月は東に日は西に』は与謝蕪村の有名な俳句だが
(1)季節はいつ?
(2)見えた月の形は?
小学校の理科の問題だそうです。

答は(1)は春、(2)は東と西で太陽と月が180°離れているから『満月』が答となります。小学校の時先生に教えてもらった記憶ありませんが(^^;(50年以上前)
答は実質三日月、半月、満月の三択ですし、なんとか答えて正解した記憶があります。(^^;


ネットで検索をかけると、
がヒット。

これによると、
この句は、安永3年3月23日(旧暦)に詠まれたそうです。今の暦では、1774年5月3日になります。
ところが、この日は満月ではなかった。(^^;
蕪村は菜の花を見て、10日ほど前に見た満月の情景を思い出して読んだのではとのことでした。
いや~勉強になった。(^^;
蕪村さんも後世でこんな事が研究されるとは思ってもみなかったでしょうね。(^_^)

追加)
雲が取れたように感じたので午後11時過ぎにもう1枚Seestarで撮ってみました。(^_^)

60秒動画のスタック・他調整。少し雲が残っていたようです。