よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4001(オリオン座 M42、IC434、NGC2174)

2024-01-13 19:00:00 | M天体

オリオン座

A.燃える木、馬頭星雲(B33)、他、全体の表示はIC434となっている
B.オリオン大星雲(M42+M43)、ランニングマン星雲(NGC1977)
C.モンキ一(フェイス)星雲(NGC2174)
 
1月11日新月の電視観望の記録(6天体の内の3天体)
機材はFMAl35+Neptune-CⅡ+UVIRcutフィルター+VirtuosoGTi経緯台
ソフトは、SharpCapPro4.1+SynScanPro(ASCOM連携)
 (ソフトVer. SharpCapPro4.1.11433.0、SynScanPro2.4.8)

 

画像①8秒露出約20分間のライブスタック、SI9等で画像処理、トリミングあり

普通ぐらいには撮れた。私のレベルでは満足。

画像②8秒露出約20分間のライブスタック、SI9等で画像処理、トリミングあり
画像処理難しい。SI9でFITSファイルをいじくりまわすが、ランニングマン星雲を分かるようにすると、オリオン大星雲の色が飛び、オリオン大星雲を普通にすると、ランニングマン星雲がわからなくなる。次の課題として、今回はここ迄。
Seestarにだいぶ負けてます(^^;

画像③8秒露出約13分間のライブスタック、Save exactly as seenのPNGファイルをマイクロソフトPhotoで画像調整、トリミングあり

4天体目の観望。経緯台ということで、視野回転の影響を考え、約20分間のライブスタックを基準に電視観望していたが、約18分間で突然SharpCapが落ちる。FITSファイルも保存されず、途中で保存していたPNGファイルを簡単に画像調整。

なお、この後は、SynScanProも終了させパソコンを再起動。SynScanProを起動しVirtuosoGTiに接続。そのときRestore(下画像)で、再アライメント無しで元の状態に復帰した。

以下の3枚はSave exactly as seen (見たままに保存)によるPNGファイル撮って出し。今後の観望のための参考資料(視野回転の様子の記録)

画像④8秒露出納20分間のライブスタック、アナログゲイン約100

画像⑤8秒露出約20分間のライブスタック、アナログゲイン約100

 画像⑥8秒露出約13分間のライブスタック、アナログゲイン約100

(覚書)

1月7日、9日、11日とこのシステムによる電視観望を行った。

1月7日は、リゲルによる1スタ一アライメントで開始。特に問題なく5天体。ただ、1スターアライメントでは視野回転のズレが大きいとの感想を持つ。また、Neptune-CⅡでは、ホットピクセル等が消せきれないので、検出感度を5→20に上げた。

1月9日は、2スターアライメントを目標に開始。これが難儀。明後日の方向を向く。1時半ほど費やし、シリウスをファインダーなしで目視導入。リゲルを導入。SharpCapProのプレートソルブ後同期で中心へ、リゲルとプロキオンでブライトスターアライメント。その後5天体を観望。

1月11日は新月。1月9日の反省を元に、シリウスで1スターアライメントと思ったが、シリウスがアライメント星の欄にない(^^;気を取り直して、リゲルを目視で導入し、1スターアライメントを完了させる。その後、ブライトスターアライメントをリゲルとプロキオンで完了させ5天体を観望。モンキー星雲観望中に落ちた以外は、デイザー等もきちんと動作し他は問題なし。

Versionが変わると動作も変わる?CMOSカメラによっても動作違う?なかなか難しい世界です(^^;

 
参考資料等
 
  JUNPYさんが企画した銀河星雲マニアのためのポータルサイト
 
 StellarScenesさんの『星座』へのリンク
 各星座の天体をほぼ総撮りに近いので、観望予定天体の確認等に活用させていただいている。
 
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