よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録124(月 月齢12.3)

2023-08-01 05:00:00 | 太陽系内

月 (月齢12.3:iPadにて「月齢カレンダー」アプリの表示を使用)

 

画像①月齢12.3の月(画像100枚のAVIファイルより作成)

130PDS(ニユートン式反射望遠鏡、口径130mm、焦点距離650mm、画像③)のテストを兼ねた月の観望がつづく、毎日夕方から夜中までは曇り空が続いており観望条件は最悪(画像②)。だが、VirtuosoGTi経緯台を乾電池で動かし、スマホでコントロール、パソコンで観望は、お手軽で、パッパッと準備してパッパと撤収。館長にも受けがよい。

130PDSには、ピント調整減速微動装置と呼ばれる微動つまみが付いているので、SKYMAX127(口径127mmのマクストフ・カセグレン式反射屈折望遠鏡)よりピントが合わせやすい。130PDSでのピント合わせに少し慣れてきた(まだ充分ではないが…)。

尚、今回の画像処理は、資料1を教科書に、AutoStakkert!でスタック処理とRegistaxでウェーブレット処理を行なった(画像①)。晴れた夜空が待ち遠しい。

 

画像②iPhoneSEによる手持ち撮影(月にも薄雲が)

 

画像③130PDS+0.5×レデューサ+NDフィルター(居待ち月用)+VirtuosoGTi+Neptune-CⅡ

画像④合焦状況、レデューサを使うとセルフセンターリング2インチ1.25インチ変換アダプターを使用しても、ドローチューブが鏡筒内にはみ出す(ただパソコン画面ではあまり気にならず)。

 
画像⑤スナップショット10枚をRegistaxでスタック・ウェーブレット処理。

 

参考資料

01)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン


よしべや自然博物館関連Blog

01)電視観望の機材04(Skywatcher 130PDSその1)

02)電視観望の機材04(Skywatcher 130PDSその2)

03)電視観望の機材04(Skywatcher 130PDSその3)

04)電視観望の機材07(機材一覧表)


 

撮影データ
2023年7月30日
ランダ観測所
月(月齢12.3)
130PDS+Neptune-CⅡ+VirtuosoGTi+0.5×レデューサ(KASAI)
+NDフィルター(居待ち月用、SVBONY)+セルフセンターリング2インチ1.25インチ変換アダプター(Astrostreet)
SharpCapPro4.0でライブスタック、SnapshotでPNG保存(10枚)、100枚画像をAVIファイルで保存
Raw8、Area2032x1536、Offset=20、Gain=100、Exposure=10ms
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(なし)
Autostkkert!で、AVIファイルをスタック処理。JPEG保存(画像①)。
Registaxで、スタック処理(画像⑤)、ウェーブレット処理(画像①、画像⑤)
Microsoftフォト等で、色・明るさ調整、トリミング等