ペルセウス座 h+χ(エイチ+カイ)
NGC869(C14、hPersei、Mel.13)、NGC884(χPersei、Mel.14)
画像①元画像
画像②PA(極軸アライメント)終了
画像③スカイアトラスによる写野
画像④該当部分トリミング
画像⑤ASIAIRのアノテーション。文字が見えるように強調処理
画像⑥資料1P236の画角に回転・トリミング
(満月6個分の画角)
画像⑦iステラHDによる観望位置
9月5日、天気予報が雨から曇に変わり、午後11時すぎまでは、晴れ所々曇り空。喜んで機材を準備。
第1部は19時~20時20分。ASIAIRでPA(極軸アライメント)に取り組む。土星からスタートさせると、2回目で部屋の中を写し、必死のプレートソルビング。これはダメダとやり直すが、PA調整まで当達せず。色々スタート地点を変えてトライするが、曇り空ということもあり成功せず、そのまま電視観望に入る。
夕食後、第2部開始。雲が減っている。前回のPAはM31(アンドロメダ銀河)スタートを思い出し再チャレンジ。めでたく成功(画像②)。今回はお祝いの花火も飛ぶ(^^)V。精度甘いが、メダカ部屋の利点は、室内に機材を設置してあること。観望後そのままにしておける。次回、この続きでPAの精度高められる。初心者無理しない。
閑話休題
ターゲットのカシオペヤに移り、スカイアトラス画面で調べるが、リストアップした天体が見つからず、さまよっていると、二重星団が見つかる。取りあえずライブスタック。星団だから3分と決めて撮影。意外にライブスタック画面美しい。観望終了後、資料2で調べるとペルセウス座でした。
明るさ4等級で肉眼でも確認できるらしい。資料1にも掲載されていて、双眼鏡や眼視での観望を勧める記載あり。日本語Wikipediaでも二重星団でヒット。
ペルセウス座の二重星団という言葉に引っかかりを感じ記憶を辿る。ありました。記録006作成時に、ペルセウス座の星座線引き難儀した。その過程で知り、見たいがよしべやからは無理と思っていた天体。ここで出会えて良かった。
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
02)電視観望の記録006 1月(シュミット流星観測福袋テストショット)
撮影データ
2023年9月5日午後10時頃
メダカ部屋観測所
ペルセウス座 二重星団 h+χ
NGC869(C14、hPersei Cluster、Mel.13)、NGC884(χ Persei Cluster、Mel.14)
FMA135+UV IR-Cutフィルター+ASI585MC+ASIAIR Plus32G+赤道儀化AZ-GTi+iPadmini6
Raw8、Area3840×2160、Gain=450、Exposure=10s×18frams、ライブスタック。
iPadmini6上でASIAIRアプリ画面をスクショ。『写真』アプリで画像調整。