よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望14(カシオペヤ座 パックマン星雲 2nd)

2023-10-17 05:00:00 | SeestarSelects
カシオペヤ座 NGC281(パックマン星雲、HⅡ領域)

画像①LPフィルター使用、該当部分トリミング

画像②Seestarアプリ画面アノテーションのスクショ
画像③スカイアトラスの導入画面
)、
パックマン写った。FMA135(記録152)、130PDS(没)に続く3回目の観望。凄いぞSeestarきちんと写している。気分よく資料も読める(資料7)。
パックマンの愛称で知られるNGC281は天の川銀河のHⅡ領域、渦巻の1つペルセウス腕(資料8)にあるという。そこには、M1(かに星雲)、M36、M37、M38、M52、M103などのメシエ天体が属しているという。すべて観望済の天体。メダカ部屋から空を眺め、それらの位置を繋いで、ペルセウス腕を想像して見る。結構楽しい。
なお、私たちの太陽系はオリオン腕の中にあり、オリオン腕は、ペルセウス腕の小さな枝と考えられているらしい。まったくの辺境ですな。知識として知っていたが、観望を通して考えると実感するものだ。


参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

      銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite

6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

7)NGC 281 - Wikipedia

8)ペルセウス腕 - Wikipedia

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)電視観望の記録152(カシオペヤ座 NGC281パックマン星雲)

撮影情報
2023年10月12日午後7時頃、晴れ
メダカ部屋 
カシオペヤ座 パックマン星雲(NGC281)
Seestar S50+iPhone SE3、10秒露出12分間のライブスタック
AffinityPhoto2で画像処理
「写真」アプリで、各調整
「AIで写真高画質」で、ノイズ処理(弱)